Jo Phee 陰ヨガ ティーチャートレーニング まなみヨガ2

陰ヨガのTTCが終わり、やっとほっとできています。

学んだ知識は膨大ですが、少しづつ自分のものにできるよう、コツコツと勉強を続けていく予定です。

 

今回は総勢46名、うち男性5名の参加者でした。

ニュージーランド人や、イギリス、アメリカなどから移り住んだ人が主に参加していました。

日本人は私だけ。

アジア組は他に、こちらの学校で針治療の学校に通っているシンガポール人の女の子が一人だけでした。

 

今回のTTCは参加して本当に良かったと思っています。

中医ベースのヒップモジュールのTTCでしたので、学んだ内容は大雑把に以下です。

 

中医学の基礎

経絡とポーズの関連性

Guashaマッサージ(スクレイピング)

臀部、鼠蹊部、大腿についての解剖学

骨格の違いのチェック方法と、その骨格に合ったポーズの取り方

陰ヨガの考え方、生徒さんに対するアドバイスやインストラクションの注意事項

 

私個人の感想としては、中医学の基礎はもうすでに学んでいたので、おさらいという感じでした。

クラスの半分の方はある程度中医に関する知識はあるようで、みなさん流して聞いている感じ。

 

一番参考になったのは骨格の違いのパートでした。

私の現在のクラスのスタイルは、生徒さんに無理をさせないポーズで気持ちよくストレッチを感じてもらうことなのですが、アライメントを気にしすぎてしまう生徒さんや、どうしてもきれいに見えることにこだわってしまう方もいます。

人によっては骨格の付き方によって、アライメント通りにやってしまうと悪い痛みが出てしまうこともあるので、アライメントは気にしない方がいい事もあるのです。

 

色々な国でヨガを学び、教えた経験があるので、国籍によって骨の付き方が全く違うこと、また生活習慣の違いから身体の構造が違うこと、日本人には容易にできても、その他の国の人には骨格の違いからそもそもとても難しいポーズがあることは分かっていました。

「日本人だったら簡単~」なポーズで膝を痛める外国の方もたくさん見ています。

 

骨格の違いを学び、検査方法もJoから教えてもらったので、これからはそれを基にちゃんと生徒さんに分かりやすく説明して納得してもらえ、なおかつ気持ちよくストレッチしてもらうお手伝いが自信をもってできると思うとウキウキします~。

私のなかでモヤモヤとしていた考えが、「やっぱりそれでいいんだ!」と再度確認できてクリアになりました。

すっきりです。

 

以前は私もアライメントを気にするヨガインストラクターでした。

でも、たくさんの生徒さんを見ているうちにアライメントにそんなにこだわる必要はないと思うようになったんですね。

本人が楽しく気持ちよくヨガできてればいいじゃないかと笑。

 

まぁ、考え方は人それぞれですので、アライメントを気にすることで楽しくヨガできる方もいます。

どんなスタイルでも自分が好きなヨガならおっけーです。

 

JoTTCは私個人的にはおススメです。

彼女のヨガに対する考え方が共感できるというのもありますし、中医と解剖学が一緒に学べますし、わかりやすく教えてくれます。

興味のある方は「いきなりTTCを受ける」でなくとも、彼女のシンガポールのレギュラークラスに参加したりしてみてはいかがでしょうか?