クラスの最後のシャバーサナ、たまに目を開いて行っている方がいます。
シャバーサナは目をつぶりましょうね。
目を開いていると、外部からの刺激を受けやすくなってしまいますし、何よりも目を開けた状態ではリラックスすること自体できません。
シャバーサナで目を開いている方は、呼吸を整えたりするときやみんなが普通目をつぶる場面やポーズでも目を開いています。
私がヨガを教えているうちに気づいたのは、目を閉じてリラックスできない方に多く共通する事柄は、
骨格と体の歪み
です。
特に、背骨の歪み。
おそらく、背骨の中にある交感神経が歪みにより変な風に圧迫されてリラックスして目を閉じることができない、もしくは骨がゆがんでいるため体に違和感を感じ、なんだか落ち着かないのでしょう。
体の歪みをなおせば無理なくシャバーサナできるはずですが、そんなに簡単にゆがみを直すことはできない場合もあります。
なので、どなたでもシャバーサナできるように以下コツを書き出しますね。
・とりあえず目は閉じる
(目を閉じることによって、より自分の内側に集中できます。)
・静かに呼吸する
(なるべく筋肉を動かさないようにすることで瞑想状態に入りやすくなります。)
・吐く息で体が重くなる感覚を持つ
(筋肉をリラックスさせると、ズシンと筋肉自体の重みが感じられます。)
・肩甲骨を軽くよせる
(肩甲骨を少し近づけることで胸がひらき、気持ちよく瞑想状態に入りやすいです。)
・顔の力を抜く
(表情筋も力を抜いてお休みさせてあげましょう。若返りにもつながりますよ。)
・頭に浮かんでくる事柄をとりあえず忘れる
(とりあえず何も考えないという努力をすれば、だんだんと頭の中を空っぽにすることができるようになってきます。最初は色々と浮かんできた雑念が消えないと思いますが、なるべくその雑念をシャバーサナ中はどこか別の場所に置いておきましょう。)
気持ちよくシャバーサナできるといいですね!