ここのところ、西安は激寒です。

そんな中、2日続けて半日ほど外の寒い中で過ごしてしまったので、見事に「寒邪」にやられてしまい、昨日は一日寝込んでいました。
防寒対策万全で臨んだのですが、やはり外が寒すぎて返り討ちにあいました。
まるまる一日寝込んで、今日はすっきり回復してます。


この寒い中外に出たら本当に体調を崩しますので、皆様もくれぐれもお気を付けください。

動物が冬眠したがる気持ちも非常によくわかります~。

さらに北のハルピンなどはもっと寒いんだろうなぁー。


中医学では冬の季節は「寒邪」と「燥邪」が身体に入ってきやすいので注意が必要とされています。

が、実は私が今回やられてしまったのは「寒邪」と「湿邪」です。

ちょうど雨が降っていたのもあり、「寒邪」と「湿邪」が同時に身体の中に入ってきてしまったようです。


「寒邪」のかぜは症状が軽いのが特徴で、熱もそんなに出ません。

今回私は、身体のだるさと軽い発熱でした。

しかし、ここに「湿邪」が加わったため、湿邪の風邪の特徴である「胃のむかつき」や「吐き気」「食欲不振」などの消化器系の症状が加わりました。


もともと私は身体が丈夫なので、風邪は一年に一回引くかひかないかです。

ましてや「湿邪」タイプの風邪にはめったにかかることがなかったので、自分でもびっくりしました!


「湿邪」の風邪はもうごめんです。

「胃のむかつき」や「吐き気」だけは勘弁してほしいですね…。


風邪を引いてしまったらとにかく早めに対処しましょう!

私は薬は使わない主義です。

早めに対処すれば、薬は必要ないと思っていますし、多くの薬は風邪に直接作用するわけではありません。


「寒邪」の風邪の場合は、とにかく身体を温めることです。

布団の中で静かに体を温めて横になっているのが一番です(こたつやお風呂は避けてくださいね)。


「湿邪」に対しては、「温かい飲み物」で胃をいたわってあげましょう。「白湯」や「玄米茶」などがおススメです。「吐き気」などの症状が収まれば、少しづつ「おかゆ」など、胃に優しく、できれば温かいものを食べるといいです。


冬の時期、寒さによって体調を崩しやすいので、皆様も特に注意して出掛けてくださいね!