ナチュラル生活1年生

7年の海外生活を経て、日本に戻ってきました。 今までのヨガ、中医の生活に加えて、体にも自然にも優しいナチュラルライフを少しずつ日本で取り入れていきたいと日々勉強しています。

タグ:理由


たまに生徒さんから「どうして??」と聞かれる質問です。

いつかブログに書こうと思ってましたが、動画の方が分かりやすいのでYouTubeでアップしました!

 

もちろん、ここで説明した「首と肩の力み」以外の原因もありますよ。

ただ、私の経験上この「首と肩の力み」が一番多い原因だと思います。

 

「首と肩のリラックス」少しづつ意識してみてくださいね!

日本滞在中のプライベートレッスンで

「私、汗がかけないんです。どうやっても全然汗が出なくて、すごく冷え性なんです。
また、便秘もひどくて…。」

という30代後半の女性の方がいらっしゃいました。

 

試しにヨガをやりながら体を見てみると、本当に全く汗が出ません。

普通であれば汗が出るようなシークエンスを行いましたが、全く汗が出ないのです。

ヨガ後の顔は白く、お肌はサラサラです。

 

その方は、別に体がガチガチに硬くなっているわけでもなく、柔軟性もあり、ポーズもすんなりと取っているので、それなりに筋肉も動いています。

 

これは体のサインとして良くないことが起きているということですので、さらに詳しくお話を伺ってみました。

 

その方の症状をまとめると

・極度の冷え性で、プライベートでは絶対に冷房をつけない。
 冷房の効いている会社では夏でも常に厚着。

(今年の夏の猛暑でも自宅では冷房なしでちょうどいいとのこと)

・運動はしたいが、仕事が忙しくできていない状態。

・むくみがひどい。特に脚全体。

・便秘がひどい。

(下剤を飲んでも出ないので、続けて何錠か飲まないと出ない)

・時々膀胱炎になる。

 

こういった状況がもう何年も続いているとのこと。

 

足のむくみと冷えがひどいとのことでしたが、ハムストリングも硬くなく、股関節の稼働も問題ありません。

 

これだけ体が問題なく動くのに、上記の症状があるという事は、思い当たる原因は1つしかありません。

 

試しに食生活やその他もう少し聞いてみました。

 

・普段何を飲みますか?

・水分補給はどの程度しますか?

・果物は好きですか?

・甘いものやお菓子は食べますか?

・普段、どういう食事内容ですか?

・減塩の食事をしていますか?

・お風呂は湯船ですか?シャワーですか?

 

話を聞いた結果、やはり

 

塩不足が原因による体の内部の冷え

 

でした。

 

一時、塩は体に悪いという間違った認識から減塩がよく叫ばれていましたが、人によっては塩が足りなくて不調を引き起こす方もいらっしゃるのです。

 

特に、体が冷えている方は体を温める効果のある塩が足りていないことが多いです。

塩は胃で消化液となり、腸では蠕動運動を助けます。

その他にも、塩は人間の生命活動に不可欠なものですので、塩が足りなくなると生命活動自体低下してしまいます。

 

生命活動自体が低下してしまうので、原因不明、もしくはよくわからない体調不良が続くのです


例えば、

 

・体がだるい

・朝起きるのがつらい

・やる気が起きない

・疲れやすい

・めんどくさがりになる

・便秘、下痢

・体がふらつく、めまい

・すぐに風邪を引く

・ひどい肩こりや腰痛

・膀胱炎、頻尿、尿の出が悪いなどの泌尿器系のトラブルや悩み

 

これらの症状は、「これが原因!」というものがなく、「ストレス」「もう歳だから」などという言葉で片づけられることが多いです。

また、「私はそういう体質なのよ」と思い込んでいる方々もいらっしゃいます。

したがって、「塩不足が原因」だとは多くの人は気づきません。

 

ちなみに、私のクラスを受けた女性の方は、食事にはものすごく気を使って、健康に良いものを食べていましたが、身体内部の冷えと塩不足で胃と腸の動きが鈍っていたため、せっかく体にいいものを食べても、それをきちんと栄養として取り入れることができない状態になっていました。

 

まずは、食事をとる際に塩を補給しましょう!

ただし、精製された塩ではなく、岩塩などの自然塩を使ってくださいね。

摂りすぎた塩は、尿で出ていくので大丈夫ですよ。

 

そして、体、特にお腹を温めること!

温かい飲み物(白湯をおススメします)を飲んだり、腹巻をしてお腹を温めましょう。

 

フルーツなどは確かに健康に良いのですが、あまり食べ過ぎると体の中の塩が相対的に減ってしまいますし、体を内側から冷やす食べ物ですので、塩を振りかけて食べるとか、温かい飲み物と併せて摂るなどの工夫をしてくださいね!

 

とにかく、体を温めることがまず基本ですよー。

 

食後、ものすごく眠い!!ことありませんか?

 


「仕事も手につかないほど午後眠くてしょうがない」
「会議中に眠気が我慢できない」
「コーヒーやカフェインをとっても眠気が収まらない!」

という声をオフィスで働いてらっしゃる方からよく聞きます。

私も会社員時代たまにありましたよ。

あれは本当に辛いですねー。眠気だけはどうにもできません。

 


その時はどうしてそんなに眠たくなるのか理由はわからなかったので、眠くなったらアンラッキーとしか考えていませんでした。

でも今なら理由がわかりますし、眠くならないようにコントロールもできますよ。

 


色々な理由があると思いますが、

食べ過ぎや炭水化物の摂りすぎで眠くなる方がたくさんいらっしゃいます。

 


 


以前のエントリー「なんでヨガ前に食事しちゃダメなの??」でも書きましたが、血液は食べ物の消化中は内臓に集中します。

あまりたくさん食べると、よりたくさんのエネルギーを消化に必要とするため、血液もそれだけ多くお腹へ集中します。そうすると、脳やその他の部分への血液量が減少し、足りなくなる可能性があります。

脳の血液が足りなくなると、軽く貧血状態になり眠くなります。

 


食事量の多いピッタの性質の方は、食後に眠くなりやすいですね。

 


炭水化物をたくさん摂取した場合は、糖質やインスリンも関係してくるのですが、今回は説明を省きます。

よく、少し体を動かすとよいといいます。一時的には血行が良くなり意識がはっきりとしますが、血がまた内臓へ戻ってしまうので結局あまり効果がないことが多いです。

コーヒーも効くかきかないかは個人差があります。私の場合はあまり効きません。
ガムをかむ対処法は比較的効果が高いと思います。

もちろん、オフィスで仕事中はガムがかめないと思いますし、絶対に効く対処法はありませんのでそもそも眠くならないように食お昼ご飯のべ過ぎに気を付けるのが一番です。

 


事務仕事の方や、大事な会議が控えているときは特に注意して、普段眠くなりやすい方はあまりお昼を食べ過ぎないようにすることをおススメします。

 


ただ、糖尿病などの初期症状として食後の眠気がひどい場合もあります。

食事の量を減らしてみても改善されない場合は一度お医者さんに相談してみてくださいね。

なんでヨガ前に食事しちゃダメなの? まなみヨガ

たまにクラスにいらっしゃる方で、「先生、我慢ができなくてさっきご飯食べてきちゃいました!」という方がいらっしゃいます。

 


お気持ちは非常によくわかります!

私も食べるの大好きですし、空腹になるとどうしても我慢するのがつらいのです。

ピッタの私は、何か食べてエネルギーを作り出さないと動けない、頭が回らない状態に陥ります。カパさんやヴァータさんはへっちゃらなようですが。

 


ヨガを行う際に、お腹の中に何も入っていない状態がベストといわれる理由としては2つあります。

そして、おまけの理由が最後に1つあります。

 


まず一つ目の理由は、お腹の中に食べ物が入っている状態でヨガをすると辛いからです。

他の運動でもそうですが、逆に気持ち悪くなっちゃいますよね。

 


そして二つ目の理由としては、お腹の中にある食べ物が未消化になる恐れがあるためです。

ヨガは呼吸法です。

呼吸と一緒に動きをつけることで、全身の血行を良くします。

体とは効率的にできていて、食べているときは内臓に血液を集中させようとし、勉強しているときは脳に集中的に血液を送ります。

ということは、お腹の中にまだ消化が終わっていないものがある状態で、本来内臓に持っていきたい血液を全身にくまなくまわしてしまうと、うまく消化されずに終わってしまうことがあります。

 


そして、最後のおまけの理由です。

人は、空腹時に成長ホルモンが出て代謝を促します。

代謝が上がると、身体に熱を作り、老廃物などが体外へ排出されます。

 


つまり、お腹に何も入っていない状態でヨガをすると

 


お肌が若返る!痩せる!便通が良くなる!冷えにくい体になる!

 


ということです。

 


特に女性にとってはうれしいボーナスですね!

 


クラス前にどうしてもお腹が減ってしまったときはしょうがないです。

ガッツリと食べず、野菜ジュースやバナナなど、消化のよいものでとりあえず気を紛らわすのがいいでしょう。

 


現に私はそうしています。

ピッタには非常につらいですが、クラスを終えた後はいつも「あークラス前に食べなくてよかったー!」と思います。

しかし、正直に話すと、たまーにガッツリ食べてしまうときがあります。

クラス中に決まって、「なんであんなに食べてしまったんだろう…。」と激しく後悔します。

 


失敗も経験しながら、少しずつ自分でうまく調節することができるようになるといいですね。

 


ヨガの効能を最大限に受け、気持ちよくクラスを楽しむ、またはセルフプラクティスするためにも、ちょっとだけ我慢してみませんか?

シャバーサナ どうして大切 効果 まなみヨガ

日本に戻ってきました!

バタバタしていたので更新が遅くなってしまいました。


さて、シャバーサナの大切さと効能1の続きです。

シャバーサナの真の目的は、身体の活性化によるリバランスです。

ヨガで活性化された身体を休め、さらに頭の中を空っぽにすることで脳の神経が余分なことを考えずにお休みできます。

その間に脳の細胞の中でリバランス、つまり整理整頓作業が行われるんですね。

 

「???」だと思いますが、少しずつ説明していきますね。

シャバーサナに入る前に、「体の力を抜いて、何も考えずに横になる」というインストラクションがインストラクターから普通入ります。
なぜそうするか考えたことがありますか?

シャバーサナの大切さを学ぶまでは私も力を抜いて横になることが何につながるんだろう??と不思議でした。そして、はっきりいってシャバーサナはつまらない、時間の無駄と考えていました。
シャバーサナごめんなさい。

「体の力を抜く」ことにより、まず筋肉が活動を停止してお休みに入ります。
「何も考えずに横になる」ことで雑念が取り払われ、普段、忙しく動いている脳の一部分もお休みできます。

 

では、それでどうなるのか?

人間にはすごい機能がそなわっていて、自分の意思とは無関係に働く部分があります。例えば心臓などもそうです。そして、脳にもそういった部分があります。
意思とは無関係に働く脳の部分が活発に動き出します。

今自分が行ったプラクティスで得た情報、すなわちどの筋肉をどういう風に動かしてポーズをとったか、その際に刺激された細胞や神経、またストレッチされた筋肉などの部分の再認識、それらに栄養は足りているか?スムーズに動かせなかったら神経などの再構築作業、またポーズによって刺激された内臓からの情報を基に必要があれば内臓へ血液や栄養を送ったり、その他色々と脳の中で体のリバランス作業がこのシャバーサナの間に行われています。

よく、私のクラスでは「先生の声は聞こえるけど、別の世界をさまよっていたー。」とおっしゃる方がいます。
それが一番いい状態です。
意識は多少あるけど、完全に現実の世界にいるわけではない。でも寝ているわけでもない。その中間の世界があるんですよねー。

このシャバーサナをクラスの最後に毎回繰り返すことを続けると、脳と体が生まれ変わります!バランスの整った身体になり、また、脳からの指令が的確に伝わるため、体の筋肉はすぐに反応し、内臓も若々しく元気に働きます。

プラクティスの最後には十分なシャバーサナを!

直後の劇的な変化や効果はあまり感じられないかもしれませんが、やるのとやらないのでは長い目で見たときにかなり変わってきますよ!


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