シャバーサナ どうして大切 効果 まなみヨガ

日本に戻ってきました!

バタバタしていたので更新が遅くなってしまいました。


さて、シャバーサナの大切さと効能1の続きです。

シャバーサナの真の目的は、身体の活性化によるリバランスです。

ヨガで活性化された身体を休め、さらに頭の中を空っぽにすることで脳の神経が余分なことを考えずにお休みできます。

その間に脳の細胞の中でリバランス、つまり整理整頓作業が行われるんですね。

 

「???」だと思いますが、少しずつ説明していきますね。

シャバーサナに入る前に、「体の力を抜いて、何も考えずに横になる」というインストラクションがインストラクターから普通入ります。
なぜそうするか考えたことがありますか?

シャバーサナの大切さを学ぶまでは私も力を抜いて横になることが何につながるんだろう??と不思議でした。そして、はっきりいってシャバーサナはつまらない、時間の無駄と考えていました。
シャバーサナごめんなさい。

「体の力を抜く」ことにより、まず筋肉が活動を停止してお休みに入ります。
「何も考えずに横になる」ことで雑念が取り払われ、普段、忙しく動いている脳の一部分もお休みできます。

 

では、それでどうなるのか?

人間にはすごい機能がそなわっていて、自分の意思とは無関係に働く部分があります。例えば心臓などもそうです。そして、脳にもそういった部分があります。
意思とは無関係に働く脳の部分が活発に動き出します。

今自分が行ったプラクティスで得た情報、すなわちどの筋肉をどういう風に動かしてポーズをとったか、その際に刺激された細胞や神経、またストレッチされた筋肉などの部分の再認識、それらに栄養は足りているか?スムーズに動かせなかったら神経などの再構築作業、またポーズによって刺激された内臓からの情報を基に必要があれば内臓へ血液や栄養を送ったり、その他色々と脳の中で体のリバランス作業がこのシャバーサナの間に行われています。

よく、私のクラスでは「先生の声は聞こえるけど、別の世界をさまよっていたー。」とおっしゃる方がいます。
それが一番いい状態です。
意識は多少あるけど、完全に現実の世界にいるわけではない。でも寝ているわけでもない。その中間の世界があるんですよねー。

このシャバーサナをクラスの最後に毎回繰り返すことを続けると、脳と体が生まれ変わります!バランスの整った身体になり、また、脳からの指令が的確に伝わるため、体の筋肉はすぐに反応し、内臓も若々しく元気に働きます。

プラクティスの最後には十分なシャバーサナを!

直後の劇的な変化や効果はあまり感じられないかもしれませんが、やるのとやらないのでは長い目で見たときにかなり変わってきますよ!