私の携帯は人前で使うのが実はちょっと恥ずかしい携帯なのです。

 

スッキリとした青いデザインが気に入って購入したのですが、中国人の友達に見せたら笑われました…。

いわゆるガラケーなのですが、着信時に信じられないくらい大きな音で相手の電話番号を読み上げます。

最初は私もびっくりしました!

 

相手の電話番号を周りの皆様に知らせる必要は全くないので、買ったお店で電話番号を読み上げるのはやめてほしいと頼んだのですが、「そういう携帯の特徴だからそれはできないよー。」と言われてしまいました。

そういう特徴って…、この特徴意味あるんですか??

 

「じゃあ、せめて音を小さくしてください。」とお願いすると、「それも特徴だから小さくできないよー。」

えー…。

 

中国人の友達いわく、「あなたが買ったのは老人用の携帯だよ笑」とのこと。

老人用の携帯??

そんな説明は買うときに全くありませんでしたよ…。

 

実はこの携帯、着信時の個人情報暴露だけでなく、こちらから電話をかけようとボタンを押すと、これまた信じられないくらい大きな声で番号を読み上げます。

もう恥ずかしいったらありゃしません。

 

でも、よくよく観察していると、バスの中などで同じ携帯を持っている人をちらほら見かけます。

バスの中でいきなり数字の読み上げが始まるのです。

もしやと思って見まわすと、携帯を取り出して通話を始めるおじいちゃんやおばあちゃんをたまに見かけます。

やっぱり高齢者用の携帯電話なんだ…。

 

買ったお店の人はとてもいい人で、使い方など丁寧に教えてくれます。

この間も少し不具合があったのですが、丁寧に対応してくれてきちんと直してくれました。

 

でも、老人用の携帯という説明を買う前に一言欲しかったなぁ。

老人用の携帯は中国では常識なようだから、おじいちゃんへのプレゼント用にとでも思ったのかしら??

まぁしょうがないのでこれも何かの縁だと思い、引き続きこの携帯を使っています。

 

ちなみに最近気づいたのですが、固定電話でも読み上げをする機械があるようです!

私がセルフプラクティス用に使っているスタジオの更衣室で着替えていると、たまに数字の読み上げが聞こえます。

この間、オーナーさんに「なんかたまに数字の読み上げが聞こえるけど、ピラティスの動画を再生してるの??」と聞いたら、「あぁ、電話のボタンの音だよー。」と言っていました。

 

若い人でも読み上げ機能のある固定電話は使うのかな??

まだまだ中国は面白いことがたくさんあります。