ナチュラル生活1年生

7年の海外生活を経て、日本に戻ってきました。 今までのヨガ、中医の生活に加えて、体にも自然にも優しいナチュラルライフを少しずつ日本で取り入れていきたいと日々勉強しています。

タグ:固い

便秘のおばあちゃん最終回です。

 


さて、白湯をゆっくりと飲んでもらってしばらくすると便意が来たようで、今度はトイレに行ってもらいました。

 


トイレを済ませたおばあちゃん、居間に帰ってきて開口一番

「やっぱり固かったやぁ。便は出たけどなんかまだお腹の中に残ってるわ。」と。

 


便秘の方はこの「まだ便がお腹の中に残っている感覚」がよくあるようですね。

便が長時間体の中にとどまると便の水分がなくなって固くなり、余計に出にくくなります。

昨日の水分補給作戦と今朝の白湯で内臓が潤い、だいぶ出やすくなっているはずですが、既に固くなってしまった便はどうしようもできません。

残っている便をスムーズに出すべく、残された時間で色々と試してみます。

 


朝ご飯をまだ食べていなかったので、ここで朝ご飯を食べることにしました。

「わしは朝はいつもパンを食べるから、パンでええか?」とおばあちゃん。

 


パンか

パン食を否定はしませんが、便秘の方にはおススメしません。

パンを食べるのであれば、食物繊維とスープをできれば一緒に摂ってほしいです。

どうやらおばあちゃんは一人暮らしでしかもパンが好きなようで、毎朝パンだけという朝食が多いようです。

たまにスープを一緒に飲むと言っていましたが、それじゃあ便秘になりやすいですよ、おばあちゃん!

 


まぁ、高齢者の一人暮らしだと作ってもなかなかそんなにたくさん食べれないし、簡単になってしまうのは無理もないですね。

ということで、昨日買っておいたバナナをパンにプラスして、おばあちゃんの家にあったインスタントのスープ(本当は手作りのほうが断然よいです)も一緒に食べます。

 


朝食を食べたら、今日は昨日できなかった一階の掃除にとりかかります。

これも昨日と同じようにおばあちゃんが早く終わってしまったので、足あげ運動を私の掃除が終わるまでやりながらおしゃべりします。

これで掃除をしながら今日の運動はおしまいです。

 


ここで昼食の準備に取り掛かります。

昨日気になったおばあちゃんの「早食い」を阻止すべく、なおかつ便秘対策として

具だくさんのお味噌汁

を作ることにしました。

ポイントは、「一つ一つの具を大きめにする」ということです。
これで早食いは多少阻止できます。
さらに具だくさんにすることで食物繊維が便の排出を促してくれますし、発酵食品のお味噌は酵素がたくさん入っているのでお腹に優しく、お腹を温めてくれます。
冷蔵庫に残った食品のお掃除もできて、一石二鳥ですよー。
 


「あぁ、お腹があったまるやぁ。」とおばあちゃん。

お味噌汁は便秘の方には本当にオススメです!

ゆっくりと味わうように食べてみてください。

お腹が温まって、「身体の中から幸せ~」になるのが分かると思います。

 


昼食を食べて少し休憩したら、おばあちゃんの脚を点検しながらマッサージです。

半年前に帰国したとき、おばあちゃんの足は腰痛からくる運動不足でかなりむくんでいましたが、今回見てみるとむくみはなくなり、スッキリとした脚に!

筋肉にも弾力があります。

半年前とは別人の脚みたい!

週3回通っているデイケアで体操を続けていたお陰でしょう。

やはり適度な運動は大切ですね!

 


腰を痛めたおばあちゃんは横になるのがつらいので、座ったままでのマッサージです。

おしゃべりしながら便秘に効果のある「足三里」や「三陰交」などのツボを押していきつつ、足全体をマッサージします。

 


しばらくマッサージしていると、おばあちゃんの顔がなんだかおかしいです。

口数も減ってきています。

「どうしたの?大丈夫?」

ときくと、

「また便が出そうだやぁ。」と。

おぉ、そういうことか笑。

 


マッサージはほぼ終わりに近づいていたので、すぐにトイレに行ってもらいました。

トイレから比較的早く戻ってきたおばあちゃんはびっくりした顔で

「柔らかい便がでたわ!」と一言。

たぶん、久しく柔らかい便の感覚を味わっていなかったのでしょう。

これで私もほっとしました。

 


ちなみに、足のマッサージは私の経験上便秘で悩んでいる方に便秘に効くツボを適度に刺激しながら行うと、とてもよく効きます。

マッサージの前にお腹を温めておくとなおよく効きます!

自分でやるよりも人にやってもらった方が効果があるので、近くにマッサージの上手な人がいたらお願いするか、マッサージが得意だという方は、便秘で悩んでいる親しい方がいらっしゃればぜひやってあげてください♪

 


3回に渡っておばあちゃんのケースを書いていきました。

もちろん、全てをやるのは難しいと思います。

私も、帰国中でかつ久しぶりに会うおばあちゃんなので2日間の間に集中してケアできましたが、毎日はさすがに疲れてしまいます。

もし参考になったことがあれば、一つでいいので始めてみてくださいね!

お腹を労わってあげてください。

前回の記事の続きです。

 

7時頃目を覚ましたおばあちゃん。

布団の中が暖かいのでなかなか起き上がれず、しばらくそのままおしゃべりしていると、

「何だか便が出そうだやぁ。」とポツリ。

 

おばあちゃんが便秘気味なことは私の母親から聞いていましたが、本人からはそういったことは直接聞いていなかったので、この機会に聞いてみます。

「便は毎日ちゃんと出てるの?」

 

おはあちゃんの話を要約すると、この時点で2日間出ていない。

毎回硬くなってしまって出すのが大変。

いつも便秘が悩みの種で、運動が良いのはわかっているがこうも外が寒いと散歩もできなくて家で縮こまってしまう、とのこと。

 

そしてここでおもむろに

「でるかもしれないからちょっとトイレに行ってくるわ」と。

!!!

これはさすがにNGすぎるので止めに入ります。

「出すのが大変だったら、まず白湯を飲んだほうがいいよ~」となるべく柔らかく伝えました。

そして、おばあちゃんがトイレに行くのを阻止するようにすぐに白湯を用意します。

 

起きた直後、おしっこはよいのですが、便をすぐに出すというのは高齢の方や便秘持ちの方にはおススメできません、というかやってはいけないことなので絶対にやめてほしいです!

前回の記事で「睡眠は便を作ってくれるのでよい」と書きましたが、この睡眠後の対処を誤ると便秘が悪化し切れ痔やイボ痔になります。

 

睡眠中は水分をかなり消費します。

まず汗。これは夏だけでなく、冬でも汗により水分を消費しています。

そして呼吸により、口や鼻、皮膚からも水分は蒸発しています。

最後に、睡眠中は水分補給をすることが全くないため、だいたい8時間もの間身体に水分が与えられません。

なので、起きた直後は身体はカラカラなのです。

身体がカラカラということは、内臓も乾いています。

大腸や肛門がカラカラの状態で便を出そうとすると、スムーズに出ないのは明白ですし、臓器を傷つけることもあります。

臓器を傷つけた結果、切れ痔になったりします。

肛門は非常にデリケートな場所です。

大切に扱ってあげることが必要です。

 

特にこのときおばあちゃんはいつも便が硬くて大変と言っていたので既に便秘が慢性化しており、普通の人に比べて内臓が乾いている状態だと推測できます。

また、便秘の慢性化により臓器が疲れていて正常に働けない状態なので、うまく便を体外に押し出すことができません。

ということは不要に力んでしまう可能性が大いにあり、この場合イボ痔につながります。

 

なので、二次災害が発生する恐れのある大変危険な行為です。

起きて直後の排便は絶対にやめてくださいね!

まずは水分補給をしましょう。

寝ている間に乾いてしまった臓器に潤いを与えてあげることが大切です。

 

この場合の水分補給には白湯をおススメします。

他の飲み物よりスムーズに水分が吸収されますし、内臓も温まります。

塩を一つまみ白湯に入れてもいいです(ただし、自然塩にしてくださいね)。

白湯の熱さは自分がおいしく飲める温度で大丈夫です。

量も人それぞれですが、だいたい一杯が200mlくらいまででしょうか。

白湯はゆっくりと飲むことがポイントです。

ごくりと一飲みで飲んじゃダメですよ。

 

なんだかちょっと熱くなってしまいましたが、私の周りで便秘や痔で悩んでいる方が本当に多いので、(特に40過ぎた方気を付けてください!)少しでも自分の体を労わって欲しいと思います。

中には身体にとってNGな行為を知らずにやっている方も多いようです。

 

「あぁ、また便が固い。もう最悪。なんで毎回毎回こうなるかなぁ。」ではなく、「今日も快調に便が出てきもちいい、スッキリ!」というのを味わって欲しいです。

「便を出したいのに出せない」って、身体だけじゃなく気持ちもスッキリしないですよね~。

 

便秘と痔は地味にかなりつらいハズです。

今回は便秘のケースを書いていますが、痔についてはまた今度機会があれば詳しく書きたいと思っています。

ということで、今回は朝の排便について書いただけですがまた長くなってしまいましたのでさらに次に続きます。

私には83歳になる祖母がおります。

日本に帰るとできるだけ時間を取って、祖母に会いに行くようにしています。


さて、年齢を重ねると身体全体の水分量が少なくなるので、今まで便秘でなかった人も便秘になりやすくなります。

また、身体が以前より動かなくなるため、運動不足でなおさら拍車がかかりやすいです。


わたしにとっては「おばあちゃん」ですが、もし身近にいらっしゃる方、またはご本人が高齢の方で便秘に悩んでいる方の参考になればと思い、「私の祖母のケース」を例に便秘の対策を今回はシェアしたいと思います。

かなり長文になりますが、時間があればお付き合いください。


まず、おばあちゃんの現在の大まかな状況から。

83歳のおばあちゃんは一年半前にお風呂場で滑って以来腰を悪くし、一時期歩行が難しい時期がありました。

しかし、現在はだいぶ回復し、一人でも何とか歩けるようになっています。

ただし、長距離は無理であくまでも家の近所をカートを押しながらゆっくりと少し歩けるくらいです。

一週間に3回、デイケアへ通っているので、そこで体操をし、体力はだいぶ回復したようです。

もともと若い頃から便秘気味で、最近は寒くて歩かなくなったため余計に拍車がかかって便が出にくいようです。

おじいちゃんは既に亡くなっているので、現在は一人で暮らしています。

本人は元気なのですが、身体がついていかないため日々の生活でちょっとしたことが大変なようです。


さて、おばあちゃんの家には夕方ごろ到着しました。

まず一日目は「とにかくおばあちゃんの話を聞こう」と思っていたので、それ以外はノープランです。

ちなみにうちのおばあちゃんはとにかくよく喋ります。

高齢になると大まかに2つのタイプに分かれると思います。

「とにかくよくしゃべる人」と「寡黙で進んでおしゃべりをしようとしない人」。


案の定、到着早々おばあちゃんのトークが止まりません笑。

まぁ、しゃべる元気があるというのは喜ばしい事です。

「とにかくよく喋る」方は、それがストレス発散方法でボケ予防となりますので、話を聞いてあげるのが一番良いです。

人と喋ることによって脳も活性化され、若返ることができます。


おばあちゃんの話を聞きながら、しきりに「お茶のおかわりを進める」ようにしました。

先ほども書きましたが、高齢になると身体の水分量がかなり減ってしまうので、こまめな水分補給は大切です。

また、この水分補給により小腸や大腸などの内臓も潤うので、便秘にも効果的です。

ただし、冷たいものは便秘にはNGなので、温かいものを飲んでください。

本当は白湯がベストなのですが、飲みやすいお茶でも大丈夫です。


しばらくおばあちゃんの話を聞いていると、「2階の掃除がしたい」ようなことを言い始めました。

腰を悪くしているおばあちゃんは2階にあがるのも少し大変で、おばあちゃんの家の掃除機は重いので、1階から持って運ぶのも大変なようです。

また、腰を痛めているおばあちゃんは掃除機をかける体勢になると腰に負担がかかり、それだけで腰が痛いとのこと。


ということで、時刻は夕方の5時でしたが早速2階の掃除をすることにしました。

おばあちゃんは「悪いからいいよ」と言いますが、ここで「あ、そう。わかりました。」と言ってはいけません。

高齢の方は遠慮をする方が大変多いのですが、本当は助けてほしいのです。

「たまにしか来ないから、今日くらいはおばあちゃん孝行させてよー。」などと言いながらさっさと掃除を始めます。


もし動ける元気があるようでしたら、掃除は良い運動になりますので便秘対策にも効果があります。

今回私が掃除機をかけている間、おしゃべりをしながらおばあちゃんには窓を開けてもらったり、簡単な片づけを一緒にやってもらいました。

冬は寒くて外に出なくなってしまうので、室内の暖かいところでできる掃除は散歩の代わりにいいですよ。

掃除機をかけ終わる前におばあちゃんの作業が終了してしまったので、壁の手すりを持ちながら便秘に効く足あげ運動をしてもらいました。

足を交互にあげるだけなので簡単です。

ポイントは、「できるだけゆっくりやること」と「胸に足を引き付けるように意識すること」です。


2階の掃除が終わると6時前です。

お惣菜を買ってきておいたので、ご飯を炊いて一緒に食べました。

ここで気になったのが「早食い」。

おばあちゃんはずっと商売をやってきたので、ご飯はささっと済ませていたようです。

その癖で、今でもささっと食べてしまっています。


早食いは便秘にはよくありません。

また、自分が早食いをしていると気づいていない方も多くいらっしゃるようです。

よく噛んであげることで、胃や腸の負担が激減します。

あまり噛まずに食べると胃腸にその分消化の負担がかかるので、かなり胃腸が疲れてしまします。

胃腸がつかれると当然、便秘になりやすいです。


さて、この「早食い」への対策はすぐにはできませんので明日へ回すことにしました。


食事が終わっても引き続き水分補給です。

ずっとお茶で飽きてしまったので、コーヒーや紅茶に切り替えながら寝るまでおしゃべりをします。

コーヒーは薄く入れて飲むと、人によってリラックス効果があります。

高齢の方は夜はゆったりと過ごす方がよいでしょう。

リラックスして眠りにつきやすくなります。

この「眠る」というのも便秘には効果があるのです。

これについてはまた別の記事で今度詳しく書こうと思いますが、眠っている時間は「デトックス」の時間帯です。

健康な方は眠っている間に便がどんどん作られます。


ところで、高齢の方で「あまり水分補給をすると夜トイレに起きる回数が増えるから嫌だ」という方がいらっしゃいますが、それは正確な情報ではないと思います。

人によってはトイレに行く回数が確かに増える方もいらっしゃると思いますが、私が色々な方の情報を聞いた経験上、「一回のおしっこの量は増えるが、回数は大して変わらない」ことが多いです。

高齢の方はまず、身体の水分補給が第一に大切になってきます。

身体に潤いがないと、細胞もどんどん老化してしまいます。

また、おしっこは老廃物を体外に出すうえでとても大切な役割をになっていますので、どんどん出したほうがよいのです。

なので、「トイレに行って、おしっこで老廃物を出すということはアンチエイジングだ」とウキウキしながらおしっこをして欲しいと個人的には思っています。


さて、たくさんおしゃべりしたのと、掃除で適度に動いて疲れたのか、9時にはおばあちゃんは寝てしまいました。

いつもなかなか寝付けないと言っていたのでよかったです。

少し長くなりましたので続きは次の記事で書きます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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