まなみヨガ 西安 夏

最近西安は急に暑くなってきています。

西安の春は短いので、そろそろ夏が近づいてきたようです。


ところで、アユールヴェーダでいうピッタの体質が強い私は、夏は大の苦手です。

とにかく暑すぎてやっていられないことが多いので困ります。


もともと他の人と比べて身体が熱いので、冬の気候がちょうど過ごしやすいのです。

外の気温が高いと、いくら体から熱を発散しても身体は熱いままなので、汗がとまりません笑。


「冷たいものを飲むと身体を冷やすからよくない」とか、

「お腹を出して寝るとお腹をこわすよ」とかよく言うと思いますが、

ピッタの体質が強い私は冷たいものを摂取して身体を冷やさないと逆に体調が悪くなります。

お腹も出して寝ないと体の熱がうまく発散されず、ものすごく寝汗をかいてこれまた朝起きたときにはぐったりです。


内臓に熱と湿気が溜まりすぎてダウンしてしまうんですね。

ちなみに私の主人はヴァータ体質なので、お腹は常に冷たく、私とは正反対の体質です。


最初の頃、主人に何度となく「掛け布団はいらない」「お腹を冷やさなきゃ」と言っても全く理解してもらえず、私の寝ている間に掛け布団をかけてくれたりしていたようです。

朝起きると寝汗びっしょりの日々が続き、なんでこんなに体調が悪いのか不思議で主人と話をするうちに知らない間に布団がかけられていたことに気づきました笑。

主人曰く、「何回布団をかけてあげてもすぐにはがしちゃうから、何度も何度もかけてあげてたんだよ」と。

親切に布団をかけてくれて本当にありがとう、でも、本当にいらないんです...


お腹をこわしやすい方には理解するのが困難だと思いますが、私たちのような「お腹が熱す過ぎて、冷まさないといけない人」もなかにはいるんですよ。

今では主人も理解してくれて私の眠っている間に布団をかけるのはなくなりました。

しかし、未だに「信じられない」と言われます笑。

私からしたら、お腹が冷たい人のほうが不思議に思えてなりませんが。


ピッタの体質の人は、身体に熱を持ちやすいので内臓の働きがよく、いくら食べても全然太りません。

しかし、常に熱が身体の中で発生しがちなのと、感情の動きによって一気にカーッと熱が発生しやすいので体温コントロールは非常に重要です。


もちろん、冷たいものを摂取するときは注意が必要です。

キンキンに冷えた水を一気飲みは明らかによくないので、身体を冷やす食べ物を上手にタイミングよく摂取したり、身体の状態に合わせながら熱くなりすぎないうちにコツコツ冷ますのを私は心がけています。


ピッタの仲間の皆様、これからピッタにとっては少し大変な季節の夏がやってきますが、うまく体の熱をコントロールしてなるべく気分よく過ごしましょうね~!