ナチュラル生活1年生

7年の海外生活を経て、日本に戻ってきました。 今までのヨガ、中医の生活に加えて、体にも自然にも優しいナチュラルライフを少しずつ日本で取り入れていきたいと日々勉強しています。

タグ:ポーズ

洞爺湖 ヘッドスタンド まなみヨガ


まだ洞爺湖に滞在中です。

 

ヘッドスタンドをするたびに毎回思い出すことがあります。

ヨガを始めたばかりの頃は、生理中でも無理してヘッドスタンドやっちゃってたな~と。

 

生理中はアパーナを乱さないよう、逆転系のポーズは控えた方が良いと言われています。

なので、クラス中ヘッドスタンドなどの逆転系のポーズが入ると、生理中の人はチャイルドポーズやその他の優しいバージョンのポーズなどを代わりに行うようにインストラクションが入ります。

 

しかし、ピッタ気質の私は、ヨガを始めたばかりの頃は別のポーズに変えるのが嫌でした。

生理中の間逆転系のポーズを休むと、その分身体が衰えるように感じてしまい、身体を身軽に動かすことができなくなる気がして、生理中でも構わず普通にポーズをやってしまうこともしばしばありました。

 

今思うとまだまだ心の修行が足りませんでしたね。

でも、ヨガ歴が浅いとみんなきっと同じでしょう。

ついつい見栄を張って頑張っちゃうんですよね。

私以外のクラスメイトも生理中でもやっている人が多かった、というのも影響していたかもしれません。

 

自分では身体に負担がかかっているという感覚もなかったので、「別に体調に変化ないし、全然だいじょーぶじゃん!」と思っていました。

 

でも、少しずつヨガと身体のことを勉強するうちに、「知らず知らずのうちに身体に無理をさせている」ことに気づきました。

自分が気づいてないだけで、身体には負担がかかっているんですね。

 

特に私はピッタ気質が強くて、身体が熱くなりやすいので、逆転系のポーズに限らず生理中にヨガをやってしまうと身体がオーバーヒートして逆効果になってしまうんですよね。

そんなことも最初の頃は気づいていませんでした。

 

今では生理最初の2日間はヨガはお休みするようになりました。

出血が落ち着いたら、だんだんといつものペースに戻していくようにしています。

 

人によって体質や身体のつくりは違いますが、生理のときはあまり無理せず、リラックスして過ごすことをおススメします~。

 

これらのポーズで首を思いっきり後ろにそらす(反るというよりも、折る)方がいますが、その行為は大変危険です。

ヨガで逆に体を悪くしますので、絶対にやめてくださいね!


始めて私のクラスを受ける方の10人に1人は首を思いっきり後ろに折る傾向があります。

特に、首で重心をコントロールしている方、首でバランスをとっている方、首の柔軟性が高い方にこういった傾向があるように思います。


首を思いっきり後ろに折る行為を続けると、首が痛くなってきます。体のつくりに反した使い方ですので、頸椎に負担がかかってしまうためです。

その他にも、首に通っている神経や血管が圧迫されますので、頭痛が起きたり、手がしびれたりなど様々な症状を引き起こすことがあります。


最悪の場合、頸椎椎間板ヘルニアという首のヘルニアになることもあります。

腰痛持ちの方が悪化させて腰椎のヘルニアになるのと原理は一緒です。


ヨガで不必要に首を後ろにそらせる必要はありません。それは身体のつくりにかなった動かし方ではありません。首を後ろに反らすのではなく、胸を開くように意識しましょう!

 

 

 

 

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