ナチュラル生活1年生

7年の海外生活を経て、日本に戻ってきました。 今までのヨガ、中医の生活に加えて、体にも自然にも優しいナチュラルライフを少しずつ日本で取り入れていきたいと日々勉強しています。

タグ:ピラティス

前々から思っていたこと。

中国人は腹筋がものすごく強い!
正確に言うと、「腹直筋」「腸腰筋」ですね。
いや~、本当に半端なくコアのスタミナがあり、ありえないくらい強いんです!!!
特にピラティスなんかをやると、私なんかは中国人の方々に到底ついていけません...。

無理をしてみんなのペースに合わせようとすると、ピラティスの次の日、腹直筋だけ激しい筋肉痛に襲われます笑。
背筋を伸ばすことが困難になります。
...ので軽く毎回手を抜いてやっています。
そうしないと私にとってはオーバートレーニングになってしまうのです。
なんたってハードすぎです...。

なんでこんなにみんな腹筋が強いのだろ~??っと思いながらしばらくこちらで生活していたら、「そりゃ強くなるよね!」と納得できました。
以下私の考察した事柄です。

まずその一、「冷たいものを摂らない」。
中国人はいつも温かい飲み物を飲みます。
夏でも温かいお茶です。氷なんて入れません。

これには最初は私もびっくりしましたが、中医学を学ぶと冷たい飲み物は飲みたいと思わなくなりますね。
以前は夏は冷たい飲み物をガブガブ飲んでましたが、もうこれからは私もあまり飲まないだろうなぁと思います。

冷たい飲み物はお腹を冷やします。
これは常識ですよね笑。
お腹を冷やすという事は、内臓ももちろん冷えますし、腹直筋などお腹周りについている筋肉たちも冷やします。
内臓や筋肉が冷えると、働きが悪くなるんです。
働きが悪くなって、内臓や筋肉が固くなります。
そして弱くなっていきます~。

そして、その二「日常生活でよく歩く、踏ん張る」。
こちらに住んでいる人は、よく歩きます。
そして、歩く速度も速いです。
また、バイクやバスを使うことが多いので、バイクに乗るときに股関節からお腹にかけてキュッと締めます。
バスは急ブレーキをかけたり、運転がガサツな方が多いので、かなり踏ん張ります。
トイレも和式が多いので、踏ん張ります笑。

これは日常生活のなかでかなり効率的に腹筋を鍛えていますね。
素晴らしいです!

最後にその三。「適度な運動」。
中国人はみんなで楽しく踊ったり、バドミントンや卓球をしたりする習慣が生活のなかに溶け込んでいます。
公園や広場では毎朝体操や太極拳をしている団体を見かけます。
夜集まるグループももちろんいます。
コンドミの中にはバドミントンや卓球のできる施設が必ずと言っていいほどあります。
みんなで声を出しながらワイワイガヤガヤ楽しそうに身体を動かしているんです。

本当に毎日やっています。
暑い日も、寒い日も。
それは自然と身体が鍛えられますよね。

オフィスで一日ずーっと座りっぱなしでは腹筋その他の筋肉は衰えていくばかりですが、適度に毎日身体を動かしながら日常生活で腹筋を労わり、鍛えていけば、間違いなくコアは鍛えられます。
このコアの強さから中国人の底知れぬ芯の強さを感じます...。



ヨガを教えるのとは別に、自分自身のプラクティスのために近くのヨガスタジオに通っています。

ここのスタジオでは、ヨガ以外にもプログラムがあり、ピラティスやダンスなどがあります。

 

ということで、ピラティスを始めました!

前々からとても興味がありやりたかったのですが、なかなか機会がなく。

とうとう中国でピラティスデビューできました!

ちなみに中国語ではピラティスは「

普拉提 」

です。

ピラティスのクラスはスタジオオーナーである社長の馬(マー)さんが指導しています。

この馬さん、とても美人なのですが、ドSです笑。

 

彼女のクラスは限界まで、そして限界を超えて追い込むクラス構成なので、普段なかなか自分一人の練習だと行き着くことのできない境地までかるーく毎回行ってしまいます。

ということで、彼女のクラスの翌日は毎回筋肉痛です。

 

ピラティスをやり始めて、とてもよかったことがいくつかありますが、主には以下2つでしょうか。

 

・自分の腹直筋の使い方の甘さを実感した

・左の腸腰筋が右に比べて弱いのを再確認できた

 

腹直筋の弱さは以前からわかっていましたが、ピラティスで腹直筋を以前よりも強く意識することができるようになりました。

これは、クラスで腹直筋を使うのと併せて、その後の筋肉痛で否応なく腹直筋を意識させられるからです。

そのおかげで、いまいち使いこなせていなかった腹直筋の使い方もだんだんと上手になってきています。

 

また、腸腰筋に関しても以前から片方に違和感を感じていたのですが、ピラティスをやってはっきりと左側の弱さ(というか右側を偏って使用していたといったほうがいいかもしれません)に気づきました。

これほどはっきりと感じられたのはヨガでは以前にありませんでしたので、ピラティスを始めて本当によかったです。

 

ピラティスをやることによって、自分自身のヨガにも良い影響が出ているので、このピラティスのメソッドを私のヨガのクラスにも取り入れていきたいと思います。

もちろん、パワーフローなど一部のクラス限定ですが笑

 

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