以前YouTubeでアップした好転反応の動画について、「これは好転反応なのか?」「好転反応の症状が辛くて耐えられない。ヨガを一度やめた方がいいの?」「好転反応が出ていてもヨガやって大丈夫?」などのご質問を頂きましたので、自身の体験した好転反応も含め、もう少しこのトピックについて書いてみたいと思います。
(中国滞在中はYouTubeにアクセスできませんので、ブログでの補足となります。)
まず、私が今まで体験した好転反応は以下です。
・お腹、背中、胸の発疹
・ガスがたまりやすくなる
・(少し恥ずかしい話ですが)おならがちょっと臭くなる
・お通じが良くなり、気持ちよく排泄物が出る
・やけに鶏肉が食べたくなる、もしくは全然お腹が減らず食べたいと思わない
・頭痛
・にきび、吹き出物(私の場合は毎回おでこと左目に出ます)
・目やにがいつもより多い
・全身の倦怠感、だるさ
・強い眠気
・気持ちがすっきりしてやる気が出る
・集中力が増す
・体が軽い
・体が異様に暑くて夜が寝苦しい
結構たくさんありますね。
だいたいヨガ後2~4時間後に現れるか、翌日の朝反応が出ます。
反応はその時の体のコンディションによって様々です。
全て出るわけではなく、毎回出ているわけでもありません。
最初はわからなくても、自分の体の事を理解するうちにだんだんとわかるようになってきますよ。
私はしばらくヨガをサボった後にまたヨガをやると出たり、気合を入れてヨガの技術の向上のために頑張ってヨガをやると反応が出やすいです。
好転反応が出ている最中でもヨガはやって大丈夫です。
ただし、あまり強く反応が出るようでしたらよくありません。特に、発疹や下痢などは辛いですよね。
そうした場合はヨガを少し優しいポーズに切り替えるか、ヨガを行う時間を短くしてください。
症状によってはやらない方がよいポーズなどもありますので、先生と相談してからプラクティスを行ってくださいね。
それでも症状が辛いようでしたら、一度ヨガを中止しても大丈夫です。
症状がおさまってから優しいヨガからまたゆっくりと始めてくださいね。
好転反応は身体がデトックスされている証拠ですので「老廃物や毒素が体の表面に出て来てるんだ」と認識し、自分自身と向き合うことが大切です。
好転反応の症状が強く出ている方は特に、どうして老廃物や毒素が体に溜まってしまったのか、日々の生活を振り返ってみるいい機会になると思います。
少し強めの言葉で言うと、それだけ毒素を溜めてしまったのは自業自得なのです。
私も、発疹の症状が一年に一回出るか出ないかなのですが、発疹の症状が好転反応として出るときは決まって思い当たることがあります。
・環境が変わって知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまっている。
・日本滞在中に気を遣いすぎて神経が疲れてしまったとき(笑)。
・健康的でない食事が続き、なおかつヨガ以外の仕事や雑用でバタバタしている。
・大きな悩みやストレスがある。
上記に加えてヨガをする時間がなかなかとれず、軽く運動不足になった状態でパワーヨガなどのハードなヨガやホットヨガをすると発疹が出ます。
神経がいきなり刺激されすぎてオーバーヒートしてしまうようです。
今は自分の体をよりよく理解できるようになったので、急に「ハードなヨガでストレス解消!!」ではなく、
リストラクティブ系のヨガでゆっくりと、お疲れ気味の自律神経に語り掛けるように「まずリラックスしながら体を徐々に慣らしていく」ことを心がけています。
暴飲暴食や、不規則な生活、ストレス、薬などで老廃物や毒素は溜まりやすいです。
ただ、いくら気をつけていても、生きている以上老廃物や毒素は自然と溜まってしまいます。
人間が生命活動を行っていくうえで、老廃物や毒素は副産物としてできてしまうのです。
その老廃物や毒素をスムーズに体の外に出せるよう、ヨガをしながら自分の体を知り、好転反応などを通じて体とのお付き合いの方法を理解していきましょうね。