ナチュラル生活1年生

7年の海外生活を経て、日本に戻ってきました。 今までのヨガ、中医の生活に加えて、体にも自然にも優しいナチュラルライフを少しずつ日本で取り入れていきたいと日々勉強しています。

カテゴリ: 登山

先日の記事子午古道トレッキング その1 (登山部活動 第5回)の続きです。

 

ここからトレッキングの日記になります。

 

2016104日(水)くもり

 

ちょっとひんやりとする秋空のなか、朝7時前に家を出て「子午古道」近くのバス停に降り立ったのは8:30

初めて行く場所で、途中ちょっとしたアクシデントもあり、少し到着が遅くなってしまいました。

 

バス停に着いたはいいのですが、周りに目印となるようなものが何もなくて、本当にこの道であっているの??と不安になります。

子午峪 子午古道 まなみヨガ 西安1

 

近くにいたおじちゃんに聞くと、ここを真っ直ぐ行けば正式な登山口である「子午口」に着くよ~、とのこと。

念のため、ipadでも現在地を確認します。

中国なので、念には念を入れて。

 

そうこうしていると、別の中国人のカップルが同じ道を歩き始めました。

バス停からちゃんと歩くなんて、中国人にしてはめずらし~!

大丈夫そうなので、「子午口」に向けて歩き始めます。

 

たくさんの「オナガ」や「カササギ」が出迎えてくれました。

旦那さんが鳥好きなので、色々と教えてもらいながら歩きます。

参考までに写真をペタしておきます。

(鳥が動いて写真が撮りにくい事と、うちのカメラはちゃんとしたレンズじゃないので鳥をとるのが難しいです。)

 

オナガ

オナガ 参考写真


カササギ
カササギ 参考写真

 

両種とも、結構大きなサイズです。

見上げると、木の上に見たこともない巨大なカササギの巣がたくさん!

オナガもカササギも仲良さそうに遊んでいて、癒されます。

 

何十羽という大量の鳥たちのあとは、大量の羊さんたちが道路を横切ります。

しばし羊の横断待ちで停止。

羊さんたちが通った後には大量の糞が!

気を付けて歩きましょう。

田舎の朝って感じですね!

 

9:00

ゆっくりと鳥を観察しながら歩いて、やっと「子午口」に到着しました!
子午口 子午古道 まなみヨガ 西安1

写真の左側には駐車場とトイレがあります。

右側の道は「子午古道」です。

ここから歩き始める人たちはちらほらと何組かいました。

事前に調べた情報では入場料が30元とのことでしたが、どうやらこの「子午古道」は無料みたいです!

(駐車場は有料です。場所によって料金が違います。)

 

引き続き、「子午古道」を歩きます。

沢に沿って、こんな感じの道になっています。
子午口 子午古道 まなみヨガ 西安2
 

この道は以前は舗装されていなかったのですが、きれいに舗装されてしまって少し残念です。

舗装された道は、この先の「」というお寺まで続きます。

舗装されているので、結構頻繁に車が通ります。

舗装されているところギリギリまで行って、そこから歩き始める方も多いようです。

 

これは木の若葉を食べていたのでヤギさんでしょうか?
子午口 子午古道 まなみヨガ 西安3

こんな風に、ヤギと羊があちらこちらにいます。

普通に道路を歩いていますし、山の斜面にもいます。

 

しばらく歩くと、またたくさんの種類の鳥たちが出迎えてくれます。

カケスのような鳥や、その他名前の分からない鳥がたくさん!

写真に撮りたくてもうまくとれないので、ちょっとはがゆい思いです。
何とか取れた写真はこんな感じです。
静止してくれていたので撮れましたが、鳥が小さくてわかりにくいですね~。
これで精一杯ズームしてます。
バードウオッチング 子午古道 まなみヨガ 西安1

どうやら「子午古道」はバードウオッチングするには天国のような場所みたいです。

 

そして!なんと「ヤマドリ」が群れで飛び回っています!

67羽のヤマドリが優雅に飛びながら遊んでいます。

え~!!!

日本の山ではヤマドリなんてめったに会うことができません!

信じられなーい!

 

ヤマドリの画像を貼っておきます。

ヤマドリ 参考資料

 

優雅に木にとまって休んだり、飛び回るヤマドリをしばし観察。

ため息が出るくらい美しいです~。

旦那さんは、「ヤマドリはキジと一緒で食べるとすごくおいしいらしいよ!」と興奮気味(笑)。

全然前に進みませんが、続きはまた次回へ!

 

子午峪 子午古道 まなみヨガ 西安

先日「子午古道」という紀元前300年頃から使われていたという古道へトレッキングに行ってきました。

この古道は渓谷や山のなかを通り「汉中」、日本語だと「漢中」まで約420キロの道のりで続いています。

 

この他にも色々と古道はあるようで、他のページから地図を拝借して貼り付けておきます。

今回歩いた「子午古道」は、下の地図の白いラインの道です。
子午峪 子午古道 まなみヨガ 西安 地図3

 

この道は楊貴妃へライチなどの献上品を運ぶために使われたり、劉邦が咸陽を落とす際にも通ったようです。

 

実際に行ってみて、とてもおススメできるトレッキングルートだったので、少し詳しく書いていきたいと思います。

他の日本語サイトでは情報が全くなく、中国語のサイトでもかなり限られた情報しか載っていなかったので、今後の参考になればと思います。

 

「子午古道」はとても長いので、今回私たちが歩いたのは西安の南側の一部です。

他のサイトからの地図をまたお借りして貼り付けておきます。
子午峪 子午古道 まなみヨガ 西安 地図2
 

実際歩いたのはほんの一部になります...

西安の南にある「子午という渓谷から入っていき、途中で別の道に折り返してお隣の「黄」という渓谷から戻って出てくるという計画にしました。

また他のサイトから地図をお借りして

子午峪 子午古道 まなみヨガ 西安 地図5

 

等高線だとこんな感じになります。

別々のサイトから地図をお借りしているので、ちょっと道がズレていますが。

子午峪 子午古道 まなみヨガ 西安 地図1
 

 

実際に歩いてみると、古道の脇にそれる道がいくつもあり、川の周りを囲むようにしていくつもある山々へと道が続いているようです。

しかし、看板も何もなくどこへ続いているのかもよくわからないので、今回は脇道へはいきませんでした。

また、脇道は使用する人も少ないようで、狭くて草が生い茂っている印象を受けました。

 

さて、続きはまた次の記事で書いていきたいと思います。

函館山 トレッキング 登山 まなみヨガ

函館滞在中に何気に登山部活動もやっておりました。

登った山はもちろん函館山!

 

ただ、登る前から心配...

夏真っただ中のこの時期の低山は地獄なのです。

暑さとか、虫とか、草ボーボーだったりとか色々と...

 

でも、せっかく函館に来たのだから登っておこう!

この「せっかくだから」って要注意ですよね~。

 

ということで登りましたが、やっぱり夏の低山はひどかった。

函館山は色々な方のブログでアップされていますので、今回ははしょって書きます。

 

結論、「アブがいすぎでやばい」。

はしょりすぎですか?

 

本州でこれだけのアブを見たことがありません。

函館山はアブのオアシスか!というくらいアブがやばいです。

足を地面につけるたびに地上のアブがフワッと舞い、スキあらばアタックしてきます。

 

写真を撮る暇もないくらいアブが舞っているので、登山道を9割くらい早足で駆け上がって登りました。

走って登ったので、写真がないのもレポートをはしょった原因です笑。

 

実は函館山に登る前に嫌な予感はしていました。

函館のお隣にある「大沼」という、山と湖のあるエリアを車で走っていた時にアブが半端なかったからです。

また、恵山の北側、鹿部の手前を走っていた時もアブがすごかったのです。

走っている車に絶え間なくアブがアタックしてきます。

車を止めて外に出て写真を撮るためにドアを開けようとすると、すかさず車内に入ってこようとします。

 

これが軽くトラウマになり、「函館山の登山は絶対にアブがいるだろう」と容易に予想できたので、あまり乗り気ではありませんでした。

しかし、「せっかく来たのだから」という気持ちで登ってしまいましたよ。

 

さて、絶え間ないアブの洗礼をやっとのことで振り切り、山頂に着きました。

山頂のロープウェイで帰ろうと思ったのですが、時間が早すぎて動いていない~。

10時から動くよ~」と近くにいた職員のおじちゃん。

でもまだ8時半なんですよ。

 

仕方なくまたアブのオアシスに引き返して、今度は登山道を初めから終わりまで全て駆け足で山を下って帰ってきました。

登山道で下山するという決断をするまで、山頂でだいぶ時間を必要としました。

さらなるトラウマになりそうです

 

山は全然楽しめず、単なる筋トレになりました。

やはり夏の山はいけません。

 

ちなみに、この日他の登山者の方もちらほら。

みなさん「うわ~、なんだこのアブ!」みたいな表情で登ってました。

 

その中で一人だけ、全身完全防備の方が!

顔から目だけ出して、あとは全身布に覆われています。

見た目がすごいことになってしまっています。

きっとこの方は以前にもこの山に同じ時期に来たことがあるのでしょう。

 

結局落ち着いて楽しめたのは、下山直後に購入した某有名店のすき焼き弁当とコロッケでした。
すき焼き弁当 函館 まなみヨガ

 

翠华山 登山道 まなみヨガ西安

人の気配のない道をぐんぐん下りていきます。

嫌な予感はしていましたが、延々とセメントで固めてある階段です...

階段だと歩幅が決まってしまうので、あまり好きではありません。

自分のペースで歩きたい~。

 

登ってきたルートとはうってかわって誰もおらず、静かです。

見晴らしはよく、気持ちいいです!

途中、こんな感じの道があったり、

 
翠华山 岩の間の登山道 まなみヨガ西安


こんな岩があったりします。

翠华山 登山道にある変な岩 まなみヨガ西安

 

分岐の道もなく、ひたすら階段での一本道。

なんだか嫌な予感がしてきました...

 

しばらく下りるとやっと人とすれ違いました!

かなりバテている様子。

やっぱり嫌な予感

 

そして、休憩も混ぜながら根気よく下りていくと、登山口が目視できるところまでおりてきてしましました!

翠华山 碧山湖 まなみヨガ西安


えー!まだ一番の見どころの山崩れ部分をちゃんと見ていないのに...

下に見えるのは「碧山湖」で、「天池」ではありません。

写真では見えませんが、この「碧山湖」を更に少し下ったところに登山口があります。

 

しかし、いままでの道の感じからしてこのルートはどうやら一本道で分岐はないようです。

登山口から別ルートでまた山の中腹まで登る気力はありません。

 

仕方がないので延々と続く階段を下りて登山口まで戻ってきてしまいました!

頂上に登ってからゆっくり回ろうと思っていた中腹にある「山崩石海」は非常に残念ですが諦めました。

 

一番熱い時間帯になっていましたので、近くの川で足をつけながら涼みます。

中国人、自由ですね笑。

翠华山 川辺で涼む まなみヨガ西安

 

登山口を出ると、あ、あれ??

こんなところに地図があったのかー!!!

 
翠华山 登山道 地図 まなみヨガ西安


もう後の祭りですね。

本日の登山は終了しました。

 

予定より早いですが、午後三時半過ぎのバスに乗り込み帰宅します~。

 

 

感想

ネットや友人の前評判がよかったのですが、個人的には翠はいまいちでした。

確かに見どころはたくさんあると思います。

しかし、山を純粋に楽しみたい私にとっては整備されすぎていて残念です。

火山岩の山なので、場所によっては滑って危険なのかもしれませんが、階段ばかりで歩く楽しみが極端に減ってしまいました。

山歩きでなく、山にみんなでワイワイと遊びに行くのにはいいと思います。

単独登山者は2人しか見かけませんでした。

ほとんどは4人以上の団体の中国人で、外国人を見たのは最後に下山した登山口付近で中東の方が4人のみです。

また、標高などの標識が全くないので、今度は日本から標高やGPS付きの時計などを持ってこようかなぁと思いました。

 

ルートについて

中国人の友達が言うには、10年前は登山道はセメントで固められておらず、土や岩がむき出しになっていたとのこと。

現在は全てセメントで固められ、階段が非常に多いです。

 

下山後に今までで一番正確な地図を見つけました...

大きく分けてルートは3つあります。

  十八

  西科考道

  登山探

 

十八と西科考道は中腹までのルートです。

十八は今回使用しませんでしたが、おそらく西科考道のほうがなだらかで登りやすいと思います。

十八は全く人の気配がないように見えました。

 

登山探は登山口近くからダイレクトに山頂へ続いています。

ダイレクトに山頂に行く翠登山探は静かでいいのですが、見どころもあまりなく、何よりも階段ばかりでかなり急斜なので、個人的にはおススメしません。

おそらく人気がないのでしょう、私たちが下山した際も、後方からは誰も下りてきませんでした。

登りは3組ほど見かけましたが、みなさんもうバテバテでした。

十八ルートはポイントポイントで水を売っていますが、翠登山探は山頂付近で唯一一か所だけ水の販売をしているおじさんを見ただけです。

登山口はだいたい標高900mくらいでしょうか?山頂は1414mなので500mの標高差をずっと階段というのはとても疲れます。

 

次は道が固められていない山に行こうと思います!

翠华山 中腹の岩道 まなみヨガ西安

暑くなる前に頂上に行ってしまおう!ということで、天池から頂上へ向かいます。

道の途中は翠の見どころである、山頂から落ちてきた大きな岩の塊だらけです。

岩の間をくぐったり、巻きながら山頂に続く道を探します。

 

やっと山頂を指し示す案内表示を見つけました!

しかし、その先には下から見上げても明らかにわかるような、ながーい真っ直ぐな階段が...

気合を入れて登ります。

 
翠华山山頂への道 まなみヨガ西安


登っても登っても延々と続く階段ばかり。

一体いつになったら頂上に着くのでしょうか?

さすがに階段ばかりで疲れます。

ふと後ろを見ると、先ほどいた湖や、歩いてきた落石が一望できます。

おー!いい眺めですね!

翠华山登山 天地眺め まなみヨガ西安

 

階段ばかりでなかなか山頂に到着せず、あとどれくらいという標識もないので、適当なところでお昼ご飯を食べることにしました。

午前11時。

お弁当タイムです!

 

ちなみに、この日お弁当を持ってきたのは間違いなく私たちだけでしょう。

食事ができる場所はルートの途中でたくさんありましたし、そもそも中国の人たちは山にお弁当を持ってくるという概念がないようです。

というか、お弁当って中国にないんですよね、そういえば。

みんなルート上にあるどこかのお店で食べていましたし、私たちのお弁当を不思議そうにガン見していました笑。

落ち着いて食べれない...

 

お弁当を食べて、凍らせて持ってきたアイスコーヒーで一服したら頂上に向けて再出発です!

長い階段だけの登りに耐え切れず、滑り台を使って脱落する中国人もたくさんいます。

 

私たちが使用した山頂までの登りのルートには、エスケープルートとして滑り台がありました!

有料です。

写真撮り忘れました!

 
翠华山 頂上付近の核心部 まなみヨガ西安


根気よく登り続けて1時間、やっと山頂が見えました!

の山頂は2か所あります。

西と東です。

どちらもとても近いです。

 
翠华山山頂 まなみヨガ西安

山頂到着は午後1時半。

温度は31度。

休憩をたっぷり取りながら階段に苦しめられたので、思ったより時間がかかってしまいました。

 
翠华山山頂への道 まなみヨガ西安

こんな感じの道をはるばる登ってきました!

 


ところで山頂の標識がありません。

標高いくつという標識もありません。

まぁ間違いなくここは山頂なのでとりあえず記念写真を撮ります。

 

さて、下山ですが、来た道を戻るのはつまらないのでどこかに道はないかなぁと探してみると、ありました!

全然地図や標識がないので、毎回当てずっぽうです。

しかし人気が全くない...

今来た道は中国人で渋滞していたのに、見つけた道はひっそりとしています。

山頂近くでお土産を売っていたおばちゃんに、この道は下へ繋がっているのか確認すると、「下りれるよ。」とのこと。

では行ってみましょう!

翠华山登山 天地眺め まなみヨガ西安

201674()

天気晴れ。

早朝6:30出発のバスに乗り込み翠华山へ。

早朝の気温は24度。

いつもに比べて少し涼しいです。

 

翠华山へ行くには、最終的に905路線のバスをどなたも使うことになると思います。

ネットで調べると翠华山へ行くには905の終点で降りればいいとのこと。

冬は終点まで行かないようですが、今はピークシーズンなので終点までバスが出ています。

簡単ですね~。

 

しかし、簡単なはずなのに簡単にいかないのが中国です。

終点に着く前に乗務員に急かされ、みんなワサワサとバスを降り始めます。

「まだ終点じゃないよ?」と聞くと、「このバスはここまでよ。前にあるバスに乗り換えて。すぐに翠华山に着くから!」と言われます。

見ると同じ905番のバスがすぐ前に停まっています。

同じ番号のバスなのになぜ乗り換えるのか全く理解できませんが、もうこれ以上言っても無駄なのでおとなしく乗り換えます。

 

満員のバスはすぐに出発し、山道をぐんぐん上がっていきます。

ぎゅうぎゅう詰めのバスの中で切符売りのお姉さんが、「一人一元よ。」と言ってきたので、「もう私たちは既に翠华山までのお金を払ったよ。」と言って先ほど乗っていた同じバスの乗車券を見せます。

しかし、「このバスはまた別料金よ。」と言います。

よくシステムがわかりませんでしたが、他の中国人たちも一人一元払っていたので私たちも同じように支払います。

 

先ほどのバスでも乗り換えについてのアナウンスは何もありません。

乗り換えて別料金を取るのであれば、バスの番号を変えて区別したほうがよいのでは...

まぁ中国ではよくあることです。

 

無事に終点のバス停まで到着し、登山口まで歩きます。

毎回思うのですが、どうして中国の登山口ってこうなんでしょうか?

翠华山登山 まなみよが 西安

どやー!的な大きな門で派手に威圧してきます。

ネットで調べた他の登山口もこんな感じです。

うーん、自然と全く相いれない人工的な登山口です。

 

ちなみに中国の登山では入山料を取られる山がほとんどです。

私は中国での学生証を持っていたので、割引金額でチケットを買うことができました。

 

さて、登山開始です。

朝の8:30。気温26度。

標高いくつかという表示も全くないので、現在の標高は全くわかりませんがとりあえず登り始めます。

登り始める前から気になっていたのですが、人民たちの服装がありえません。

みんなカジュアルすぎます。そしてサンダルやヒールを履いている人もとても多いです。

手には何も持っていない、もしくは水のボトル1つだけという人も多いです。

大丈夫かしら?

 

しばらく登ると小さな集落があり、なんと給水ポイントを発見しました!

中国の山にもあるんだ~!
翠华山 給水ポイント まなみヨガ

しかし、この水は安全なのでしょうか??

中国人たちは空のペットボトルに水を補給しています。

うーん、今度携帯浄水器を日本から持って来たら給水してみよう。

しかし、後にも先にも私たちのルート上にあった給水ポイントはここだけでした。

 

ちなみに登山ルートのいたるところで水は売っているので、給水ポイントがなくてもこの山は大丈夫です。

翠华山登山風景 まなみヨガ 西安

ちょくちょく休憩を入れながら一時間半ほど登ると、「天池」という大きな湖に出ました。

実はここまでは車道があるので、楽に来ることができます。

登山口からバスも出ています。

湖の周りにはたくさんの人たちが車をつけて涼んでいます。

おそらくカジュアルな人たちは山登りではなく、この湖で遊ぶために来ているのでしょう。

天池 まなみヨガ 西安
 

湖の周りは人だらけでくつろげる雰囲気でもなかったので、先に進むことにしました。

 

次に続きます。

 

翠华山登山 まなみよが 西安


学校が終わって時間ができたので、急に登山熱が湧き上がってきました。

実は西安のすぐ南には秦岭山脈というとても広範囲にわたったすばらしい山脈があり、西安に住んでいる人は夏に涼みによく出かけているのです。

「西安は海がないから、楽しみは山だけよ。」と、知り合いの中国人の方が言ってました。

 

日本に住んでいたころはちょくちょく登山に行っていたのですが、フィリピンでは登る山もなく全く登山から遠ざかっていました。

西安にはこんなに山がたくさんあるのだから、登らないと損だ!

しかも、秦岭山脈は三国志に出てくる山道がたくさんあるのです!

ということで、勝手に主人を巻き込んで登山部を発足し、早速登る山の目星をつけます。

 

本当は崋山に登ろうかと思ったのですが、観光客がいっぱいだということと、一緒に登る山登りの経験が全くない主人のことを考え、崋山は無理だろうと判断し、別の山に登ることにしました。

ちなみに、崋山はロープウェイを使えば楽ちんに登れますが、私としてはロープウェイは使わない登山を考えていました。

 

西安の山はどれも標高が高いものばかりで、なかなか初心者向けの低山がありません。

その中から「翠(cui hua shan)」に目を付けました。

この山は西安の人にはメジャーな山ですが、外からくる人にはあまり知られていないようで崋山に比べると観光客はぐっと減るとのこと。

みんな崋山に行ってしまうんですね。

 

調べてみると、3000年前の大地震によってできた岩が崩れた奇怪な形のコースをめぐる山道があったり、タオイズムの発祥の地(本当かな?)と言われているようです。

お友達の西安の人に聞くと「とても景色がよいから絶対に行くべきだ!」と、みんな口をそろえていうので、この山に登ることにしました!

標高が1400m程度というのも西安の山のなかでは低いほうで比較的登りやすそうです。

西安市内からも一番近い山なので、交通機関を使って迷わず行けそうです。

 

計画した時点で出発まで約2週間あったので、普段やっているヨガに登山用のプログラムを組み込み、ウォーキングを取り入れながらトレーニングを開始しました。

 

ちなみに、以下今回新しく準備したものです。

 

装備

登山の装備は全て日本に置いてきてしまったので、今回は最低限のものだけ買いました。

西安のスポーツ用品店で登山に必要な一通りの物は揃います。

ザック30L(200)、インナー(29)、帽子(79)を購入。

山初心者の主人は加えて登山靴を買いました。

あとは家にあるもので代用したりして装備を整えました。

 

日本の山には給水ポイントがありますが、中国の山はどうなのでしょうか?

今回、中国の山に初めて登るので情報と経験値がまだあまりありません。

たぶんないだろうという想定で水を少し多めに持っていく予定です。

ネットや本屋を色々探しても山道や標高差、給水ポイントや休憩所などの基本情報は基本的にありません...

というか、休憩ポイントや給水所はない山がほとんどなのかも。

あったとしても安全に飲める水かはわかりません笑。

今度日本に帰ったら携帯用浄水器を持ってこようかな。

 

結局登山口の標高と山頂の標高は調べてもわかりませんでした。

地図もほとんどなく、あったとしてもすごーくアバウトなものばかり。

まぁ中国ですから。

とりあえず登りに行きましょう!

 

次に続きます!

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