ナチュラル生活1年生

7年の海外生活を経て、日本に戻ってきました。 今までのヨガ、中医の生活に加えて、体にも自然にも優しいナチュラルライフを少しずつ日本で取り入れていきたいと日々勉強しています。

カテゴリ: 登山

 Victoria 観光 まなみヨガ
この間行ったMt. Edenもいいですが、さらに眺めのいい場所があると聞いて、この日はオークランドのお向かいにあるDevon portへ。

デボンポートへはオークランドシティからフェリーで8!

 Victoria デボンポート観光1 まなみヨガ

今日もお天気いいです!

あのお山に登ります~。

 

Mt. Victoria

標高87m

低っ!

しかし、れっきとした、昔は活火山だったお山です。

 

「こんなに標高低いのに本当に眺めいいの??」と半信半疑な私。

 

 Victoria デボンポート観光2 まなみヨガ
 

ここから登り始めます。

 

 Victoria デボンポート観光3 まなみヨガ

小さなお山なので、すぐに中腹にさしかかります。

もうこの時点で既に眺め最高です!

えー!めっちゃ眺めいいじゃないですか!

前評判を疑うようなことしてごめんなさいー。
 

途中にベンチが設置されている場所もいくつかあり、みんな座って眺めを楽しんでいました。

日本の山と一緒で、通り過ぎるたびにみんな笑顔で気持ちよく挨拶してくれます。

白人のカップルが「ここからの眺めは最高でしょ!私たち毎週来てるの。」と太鼓判を押すくらい、本当に最高の眺めなんです!

 Victoria デボンポート観光4 まなみヨガ
 

ところで、道すがらあったこの花の名前(まだ蕾だけど)、ずーっと調べてるんだけど分からず…。

誰か知っている方いたら教えてください~。

(2017.02.12 名前が分かりました!「アカンサス」!半年調べ続けてやっとわかりました~。)

 Victoria デボンポート観光5 まなみヨガ

小さいお山なのですぐに頂上到着。

まったり~。

遠くにはランギトト島も見えます。
なんだか形が富士山みたいですね。

 Victoria デボンポート観光7 まなみヨガ
 

頂上にはスーパーマリオに出てきそうなキノコのオブジェがあります。

なんかゲームの世界にいるみたい。

 

このきのこ、地下にある水タンクのベンチレーターらしいです。

でも、実際どうやって使っているのかはよく分からず…。

 Victoria デボンポート観光6 まなみヨガ
 

頂上でサンドイッチを食べていたらカモメが物欲しそうに寄ってきました。

シティにいると、食べ物を人にもらいに来る鳥はたくさんいます。

でも、ごめんね、あげませんよ。

 

ニュージーランドでは鳥に食べ物をあげちゃダメというのは皆さん共通の認識としてあるので、こちらに住んでいる人は外にいる鳥には絶対にあげません。

人間が食べる物をあげると病気になっちゃったりしますし、「食べ物をおねだりする癖」がついて彼らの生態系を壊しますからね。

人にねだるんじゃなくて、自分でたくましく生きなさい、鳥たちよ~!

 

かわいくって食べ物をあげちゃっている人もいるようですが、彼らのことを思うのであれば心を鬼にして我慢してくださいね~。

 Victoria デボンポート観光8 まなみヨガ

頂上は広いので長時間ゆっくりまったりできます。

でも、風が強くなってきたので途中から一段下のベンチの設置してあるところに避難して日向ぼっこ。

 

このお山、私相当気に入ってしまいました!

景色ももちろん抜群なのですが、なんかよくわからないけどパワーがみなぎってくる感じです。

 

おススメです!

 

実は旅の後半はPihaエリアへ移動したりしているのですが、今回オークランドで訪れた中で一番お気に入りの場所となりました。

 

 Eden2 オークランド まなみヨガ

午前中にヨガのティーチャートレーニングで使用する場所の下見がさっと終わって、午後がまるまる空いた日...

めちゃくちゃお天気いいからMt. Edenへ登りに行こう!

 

急きょお散歩の予定を山登りに変更。

といっても、Mt. Edenは標高196mしかないんですけどね笑。

オークランドの中心部からとっても近く、景色もいいのでみんなに愛されているお山だそうです。

 

ヨガのTTCの場所からだと結構近いので、ちょっと歩くとすぐに見えてきました!

カフェでコーヒーとサンドウィッチをテイクアウトして、早速登りはじめましょう~。

 Eden1 オークランド まなみヨガ
 

オークランドの中心地にも鳥はたくさんいますが、こちらの山の方がいっぱいいますね。

 

このオレンジのくちばしの黒い鳥は「Eurasian black bird」(オス)...ってそのままですね。

名前の付け方が単純すぎてかわいそう笑。

 Eden3 オークランド まなみヨガ

 

日本語名は「クロウタドリ」。

オークランドでスズメに次いでよく見かける鳥です。

そこら中にたくさんいますよ。

でも、ニュージーランドの固有種ではありません。

ちなみにメスは茶色です。

 

この山は、起伏がある大きな公園といったほうが正しい気がします。

 Eden4 オークランド まなみヨガ

お天気いいのでみんな遊びにきてますね。

 Eden5 オークランド まなみヨガ
 

お昼寝してたり、本を読んでいる人もたくさんいました。

 Eden6 オークランド まなみヨガ
 

公園みたいですが、以前火山だった証拠もちゃーんと残ってます。
 Eden7 オークランド まなみヨガ

シティの眺めもいいですね~。

 Eden8 オークランド まなみヨガ
 

この子は「Australian Magpie」。

日本語名は「カササギフエガラス」。
 Eden8 オークランド カササギ まなみヨガ

日本語名だとカラスってついてますけど、Magpieはカササギです。

動きもカササギそのものでした。

 

でも、旦那さんから「カササギはカラス科だから基本的にカラスと一緒だよ~」という話を聞きました。

そうなんだ!

 

でも、中国にいるカササギとは全然違ってすごくかわいい声!

こんなにかわいく鳴くカササギもいるんですね~。

 

オーストラリアなどの他の国ではいたずらをしたりしてMagpieは嫌われていることもあるのですが、オークランドにいるMagpie達はとってもいい子でしたよ。

春の産卵の時期で小さな雛がたくさんいる鳥や動物が多かったのですが、攻撃的になることもなく、人間と程よい距離を保っていました。

 Eden9 オークランド カササギ まなみヨガ
 

シティにいる鳥は結構近くまで寄ってきますが、ここの鳥は人間が近寄ると逃げます。

食べ物をねだりに来ることもありません。

スレてなくていいですね笑。

 

他にも何種類か鳥がいたのですが、写真がとれず…。

 

ちなみに、お手洗いはシティからの道すがらいくつかありますのでご心配なく。

 Eden10 オークランド お手洗い まなみヨガ
 

中もキレイです。

無料で使えます。

 Eden11 オークランド お手洗い まなみヨガ
 

シティの中心からだと歩いて1時間ちょっとかかりますが、お天気のいい日にはちょっと足を伸ばしてお散歩にもってこいの場所だと思います。

西安 小五台登山 地図 まなみヨガ 西安

「小五台」のまとめです!

 

「小五台」は西安の南に位置する標高1,000m程の山です。

「子午古道」の隣にあり、西安市内からバスやタクシーなどでアクセス可能です。

信仰の山としても知られており、山頂には仏教のお寺があります。

北側のルートには、「玉皇楼」や「千年娑罗樹(樹齢千年のサラの木)」といった見どころもあります。

合計2~3時間で登って下りてこれますが、道の傾斜がきついので初心者の方には向いていないかもしれません。

 

 

【ルート】

主には北側と南側の2つのルートがあります。

登山道は蜘蛛の巣のように張り巡らされており、登山口や途中に地図などはありません。

頂上を目指して上へ上へと目指して行けば迷わず山頂に到着できると思います。

下山はコンパスなどで方向を確かめながら降りていきましょう。

 

🌸南側ルート

南側のルートは日が当たって温かいです。

季節や時間帯によっては熱いです。

南側のルートは主に土でできており、場所によっては道が雨で流されてしまって真ん中が削れており、歩きにくい個所もあります。

下りのルートで使用する場合、特にふもとに近い道は傾斜の関係で滑りやすそうなので注意が必要です。

眺望ポイントは中腹と麓にあります。

 

🌸北側ルート

ひんやりとしており、北側全体が水分を多く含んでいる印象です。

季節や時間帯によってはかなり冷えると思います。

北側のルートは岩や石が多く、土砂崩れの跡も何か所かありました。

南側のルートよりかは歩きやすいと思いますが、傾斜はやはり急です。

「玉皇楼」や「千年娑罗樹(樹齢千年のサラの木)」といった見どころがあります。

眺望ポイントは「玉皇楼」以外、基本的にありません。

 

【水分補給・食べ物】

基本的には食べ物と飲み物は予め準備して持って行った方がいいと思います。

早い時間だとお店は開いていませんし、その日営業しているかもあまり当てにしない方がいいと思います。

そもそも、「小五台」の周りにはお店自体少ないです。

 

南側のルートだと、「子午鎮」前にある個人商店でお菓子や飲み物の購入ができます。

南側ルートだと、簡単に食事ができる場所は「子午鎮」を過ぎて少し行ったところに1軒あるのみです。

ただし、早い時間だと空いていません。

おそらく10時頃にお店が開くと思います。

 

北側のルートは「小五台」石碑前にある個人商店でお菓子や飲み物の購入ができます。

农家吃」は「小五台」石碑を過ぎるといくつかあります。

私たちが帰りに通ったときに、食事をしている中国人のパーティーが何組かちらほらいました。

ただし、これらのお店も早い時間だと空いていません。

おそらく同じように10時頃にお店が開くと思います。

 

【お手洗い】

お手洗いは2か所しかありません。

もしかしたら山頂のお寺で使わせてもらえるかもしれませんが、未確認です。

地図に場所を記しておきますので、必ず寄ったほうがいいと思います。

 

【駐車場】

「子午鎮」前の駐車場は5元/回です。

「小五台」の南側ルートの入り口にある駐車場は10/回です。

 

北側ルートの駐車場は、正規の駐車場かよくわかりません。

値段の表示もなかったので、料金も不確かです。

北側ルートの入り口手前右側にあるので、誰かに聞いてみてください~。

 

【アクセス】

バスやタクシーなどの公共交通機関でアクセスできます。

市内からだとタクシーでだいたい1時間20分くらいだとおもいます。

バスだと2時間ほどかかります。

基本的にはこの間レポートした「子午古道」へのアクセスと同じバス停を使用します。

 

西安の南にある山、「小五台」のレポートの続きに戻ります~。

一気に書いてしまいますよ。

 

晴れていたのですが山頂はずっとガスっていて眺めは見えませんでした。

ので眺望の写真はありません~。

 

14時。

さて、たっぷり休憩したので、先ほどおじさんに教えてもらった北側のルートから下山することに。

おじさんの言う通り、こちら側のルートは日が当たらないようでひんやりとしており、山の斜面も水分を多く含んでいるようです。
小五山 登山 まなみヨガ 西安19

南側のルートより明らかに岩や石が多いです。

この時、山頂付近は紅葉が始まりかけていました。

小五山 登山 まなみヨガ 西安20

この北側のルートは石がゴロゴロしていてちょっと歩きにくいので、気を付けながら下山します。

中腹くらいまで下ったときに「玉皇楼」の看板が。
玉皇楼 小五山 登山 まなみヨガ 西安

この山の見どころということで、事前に名前は知っていましたが、場所が分からなかったポイントです。

今回はスルーして、また今度遊びに来ることにします。

 

看板の近くにはこんなお猿さんみたいな木もあったり。

猿の顔 小五山 登山 まなみヨガ 西安20

 

ぐんぐん下っていきますよ~。

小五山 登山 まなみヨガ 西安21
 

この大きな岩まで来たら、ゴールはもうすぐそこです。
小五山 登山 まなみヨガ 西安22

ところで、岩の下見えますか?

小枝が支えとして挟まっています。

これ、日本の山でもよく見かけますが、中国でもやるんですね。

おもしろい~。

 

さらに下っていくと、「千年娑罗樹(樹齢千年のサラの木)」とあります。

さすが仏教のお寺が山頂にあるだけあって、仏教に関連の深い木がありますね。

千年娑罗樹 小五山 登山 まなみヨガ 西安
 

しかしここもスルーします。

次回の楽しみとして取っておきましょう~。


千年娑罗樹 小五山 登山 まなみヨガ 西安2
 

サラの木のポイントから10分程下ると...

ふもとの集落に出ました!

でも、ここどこ?

小五山 登山 まなみヨガ 西安23
 

北側に出たことは間違えないので、地理的にはこのまま真っ直ぐ歩いていけばバス停のある大きな道路にどこかでぶつかるでしょう。

そんなに気にせずだいたいの感覚で歩き始めます。

 

このふもとの集落は南側より栄えていますね。

一つ一つの家が立派ですし、「农家吃(食事処)」兼「民宿」のような所がたくさんあります。

小五山 登山 まなみヨガ 西安25
 

南側の集落もニワトリとガチョウを飼っているお家がありましたが、こちらの集落にもありますね。

こちらの集落のニワトリはサイズが巨大でびっくり!
小五山 登山 まなみヨガ 西安24

なんという種類なのでしょうか?

ガチョウは白くて美しい鶏ですが、食べても脂の部分がとてもおいしいんですよね~。

 

どこかの従業員の方でしょうか?

服装がいい雰囲気出してますね~。

小五山 登山 まなみヨガ 西安26

村の端っこまでやってきたところで「小五台」の看板発見!

こちら側が正式な入口なのかな?

小五山 登山 まなみヨガ 西安27
 

さらに真っ直ぐ北へ進んでいくと、大きな鳥居がありました。

この村は「台沟村」っていうんですね。

小五山 登山 まなみヨガ 西安28
 

最後の最後で何とかカササギの写真が撮れました。
小五山 登山 まなみヨガ 西安29

「小五台」の南側の山の中にもたくさんいましたよ。

綺麗な鳥ですよね。

鳴き声はちょっと笑っちゃいますけど。

小五山 登山 まなみヨガ 西安30
 

ひたすら北上して無事バス停に到着しました!

が、乗ろうとしていた「坏山旅游号线」は15時が最終。

現在16時。

遠回りになりますが、別のバスを使って家に帰りました。

 

さて、レポートはこれで終わりですが、最後はまとめになります。

ルートやお手洗い、水分補給のポイントなどについて次にまとめて終わりにしたいと思います。

 

小五台 登山12 まなみヨガ 西安

さて、この「小五台」。

急登が頂上までずっと続いていますが、唯一平らなポイントが一つありました。

中腹にある農家のお家です。

小五台 登山11 まなみヨガ 西安
 

ここだけ平らでやっと休めるかと思ったら...

大量のハチ!

えーなんで??

ほんとに大量です!

 

どうやら、ミツバチを飼って蜂蜜を作っているらしく、蜂の巣箱がたくさんありました。

せっかくの平坦なポイントですが、追い立てられるように通り過ぎますー。

うぎゃ~。

 

ところで、このお山には真面目に山登りに来ている中国人の方がちょくちょくいます。

いたって普通の山登りの格好です。

非常に好感が持てます。
小五台 登山13 まなみヨガ 西安
 

でも、たまに「???」という人もいます。

このスーツに革靴の方は一体何があったのでしょうか?
小五台 登山10 まなみヨガ 西安

まぁ、それも中国のおもしろさです。

みんな自由です。

 

ところで、止まらない急登に山一年目で初心者の旦那さんはバテバテ~。

やっと休憩できそうな岩を見つけてちょっと休憩です。

小五台 登山14 まなみヨガ 西安
 

この山の木には穴がたくさん空いています。

鳥に詳しい旦那さんが、「これはみんなヤマゲラがあけた穴だよ。」と教えてくれました。

どうやら、運が良ければキツツキが見れそうです。

今回は見れませんでしたけどね。

小五台 登山15 まなみヨガ 西安
 

急登にもめげずにひたすら山頂目指して引き続き登ります。

途中、こんな岩の中に人のお家があったり。

小五台 登山16 まなみヨガ 西安

 

13時。

やっと山頂に到着しました!

山頂のお寺にちょっとお邪魔します。
小五台 登山17 まなみヨガ 西安

時間にするとたったの一時間登っただけですが、急登続きで何だか長く感じました。

毎回思うのですが、中国人の性格なのかな?

登山道がどの山もストイックすぎます。

巻き道や、なだらかな個所が全然ない~。

さて、お寺の向かいにある広場のようなスペースでお昼です。

ここはまぁまぁ広いので、ゆっくり座って休憩できます。

ただ、山頂にお手洗いはありません。

お寺の中にはあるのかな?

未確認です。
 

他の中国人の登山者たちも、ここでお昼を食べていました。

山の上のお寺にお参りできたことがうれしかったのか、気持ちよさげに大声で歌を歌っている人がいたり、お寺に飼われている?猫と遊ぶ人がいたり、思い思いにみんな休憩しています。
小五台 登山18 まなみヨガ 西安

 

ちなみにこの山頂、事前情報ではネット上で標高1600mとありましたが、山頂で高度を計ってみると1000mそこそこ。

ま、登る前からそんなにないだろうとは思ってましたけどね~。

 

山頂に私たちが登ってきたルート以外にもう一つ別の道があったので、そこから下りれるか近くにいた中国人の方に聞いてみると、「下で南側の登山ルートと合流するよ。でも、こっちの道は北側だから日が当たらなくてちょっと寒いかも。人は北側ルートのほうがたくさん歩いてるよ。」とのこと。

おぉ~!なんと的確な説明!

このおじさん、ただものではありません。

普通、中国の方に聞くとこういう返事は帰ってきません。

 

これだけで、山を愛するいい人確定です。

 

さらに、私たちが日本人だという事を知ると、「あなたたちの国ではこんな風に道にゴミは落ちてないよね。」と。

その他にも少しお話ししましたが、非常に親切で優しい方でした。

山を愛する人は、やっぱりいい人が多いですね。

 

その3に続きます。

レポートは次で終わりです~。

小五台 登山12 まなみヨガ 西安

この間遊びに行った、「小五台」のレポートです。

「小五台」は、「子午古道」のお隣にあります。

山が5つ連なっているので「小五台」と呼ばれているようです。

信仰の山でもあります。

子午古道 小五台山 まなみヨガ 西安 地図5
 

この間「子午古道」に行ったときに、何の看板もありませんでしたが「小五台」に続いていそうな怪しい脇道があったのです。

家に帰ってから再度ネットで調べてみたのですが、「小五台」の情報が少ししかない...

もちろん、地図なんて出てきません。

 

でも、どうしても気になってこの間の脇道から行ってみることにしました!

 

今回は、朝ちょっとゆっくりめの出発です。

「小五台」自体はだいたい23時間で登って下りてこれるという事前情報があったので、時間に余裕があります。

 

この間とは違う路線の「坏山旅游1号线」というバスを使ってみました。

このバスは8:00が始発なので、この間は使えなかったんですよね。

私たちは今回9:30にバスに乗り込みました。

 

10:20

学生たちのパーティーで満員のバスに揺られ、目的のバス停の名前の「子午峪」のアナウンスで下りたのですが...
小五台 登山3 まなみヨガ 西安

ここどこ??

バス停の表示がありません笑。

でも、おそらくここが正式なバス停でしょう。
小五台 登山2 まなみヨガ 西安

 

ま、こんなこともあろうかと事前にバス停の場所は地図で確認しておいたので、記憶の中の地図を頼りにまず「子午口(子午鎮)」に向かいます。

この間通った道とは別の道を使って今回はアプローチします。


小五台 登山4 まなみヨガ 西安
 

ちゃんとした道路になってしまってます。

この道は歩いててあんまり楽しくありませんでした。

このあまり楽しくないアプローチが結構長く続きます。

3キロちょっとあると思います。

小五台 登山5 まなみヨガ 西安


小五台 登山 まなみヨガ 西安
 

11:10

やっと「子午口(子午鎮)」到着です。

今日はこの間来た時と違い、ちょっと暖かくて晴れています!

 

さて、ここから前回と同じように渓谷の奥に入っていきますが、今回は途中から脇道にそれます。

お天気もいいので、前回よりも人がたくさんいますね。

鳥たちも相変わらずたくさん!

今回は前回のヤマドリポイントではヤマドリさん見れませんでした。

また次会いに来ますよ~。

小五台 登山7 まなみヨガ 西安

ヤマドリポイントを過ぎてすぐのここです!

この脇道からそれていけば、たぶん「小五台」に行けるハズ~。

小五台 登山6 まなみヨガ 西安
 

脇道の手前に駐車場があるのですが、このあいだ時間が早すぎていなかった駐車場番のおばちゃんが今日はいたので聞いてみました。

やっぱり「小五台」に続いてるとのこと!

そっか、ここに車を置いて登る人もいるんですね~。

ところで、写真を見るとわかるのですが、おばちゃん駐車場番ついでにちゃっかり野菜も売っています。

さすが中国、たくましいですね。

小五台 登山8 まなみヨガ 西安
 

登り始める前に、再度山の方を確認。

うん、取り付いている人たちもいますね。

では、ちょうど12時ですが「小五台」に取り付き開始!

一度下って沢を渡ります。

小五台 登山9 まなみヨガ 西安
 

!!!!

のっけから、なかなかの急登です。

そしてなんと、この調子でずーっと山頂まで続いているなんてこのときは知りませんでした~。

小五台 登山10 まなみヨガ 西安
 

登り始めて30分程経ったところで景色の開ける場所に出て、「小五台」の山頂にあるお寺が見えました!
ちょっと拡大。
小五台 登山11 まなみヨガ 西安

あそこを目指して今日は登っていきます~。

 

続きはまた今度。

「子午古道」について興味がある方のため、また今後自分でまた行くときのためにトレッキングの情報をまとめておきます。

 

 

【地図・コースについて】

今回歩いた地点までの情報を地図に上書きして貼り付けておきます。
子午峪 子午古道 まなみヨガ 西安 地図

 

最寄りのバス停から「子午口」までは2キロちょっとなので、歩くとだいたい30分くらいです。

ある中国人のブログを見ると、最深部まで4時間かかったと書いてありました。

私たちはバードウォッチングしたり、動物を見たりとかなりゆっくり歩いたのですが、引き返さずに進んでいれば同じようにバス停から歩いて4時間くらいで最深部に到達するだろうと予想できました。

最深部からの残り半分の道のりはあまり整備されていないようで、どれくらいかかるかどなたのブログにも記載がなかったので、コースタイムは不明です。

 

今回行った地点までで歩きにくい場所はほぼありませんでした。

一部勾配が急なところがありますが、初心者でも問題ない程度です。

また、「現在地」を特定できる看板や標識などはありません。

「村」の看板も全くないですし、脇道がちょこちょことあったりしますが、何の案内もありません。

地図や標高計などをこまめに気にしながら、現在地を常に確認したほうが良いと思います。

ただ、道自体はわかりやすく真っ直ぐと伸びているので、メインの道を見失うことはないと思います。

 

【交通機関、その他行き方】

「子午古道」へ行くためには、バスかタクシーを使うことになります。

西安の中心からだとバスを使ってだいたい2時間くらいでしょうか。

タクシーだと、渋滞していなければ1時間20分程度で行けると思います。

 

「子午古道」へ行くために、私たちはバスを使いました。

最寄りのバス停はいくつかあります。

以下に「白度(バイドゥ)」の地図を貼り付けておきます。

子午峪 子午古道 最寄りのバス停 まなみヨガ 西安
 

今回私たちが使ったのはのバス停です。

バス停を降りると、「跳跳车(ティアオティアオチュー)」が待機しています。

タイでいう、トゥクトゥクみたいなものです。

それに乗って、10元で「子午口」まで行けます。

今回私たちは行きは歩くことにしたので使いませんでしたが、帰りは雨に降られてしまったので「子午口」からバス停まで跳跳车を利用しました。

 

【駐車場】

地図に駐車場の場所を記載しておきました。

ほとんどの駐車場は5元/回ですが、ゲートの前の駐車場だけは10/回でした。

また、「子午口」に面してある駐車場はマウンテンバイクなどの自転車も置けるようで、その場合は2元/回でした。

 

【トイレ】

地図にトイレの場所を記載しておきました。

無料で使用できます。

中国基準でいう、「普通にキレイ」だと思います。

もちろん紙はないので持参してください。

 

【水や食料】

ポツポツと食事のできる場所はありますが、この谷に住んでいる方が個人でやっている「农家吃(ノンジャーチュー」ばかりです。

個人営業のとても小さな食事処というイメージでしょうか。

したがって朝早い時間はもちろんやっていませんし、毎日営業しているわけでもないようです。

今回、水を売っている农家吃」は1件しか見ませんでした。

基本的に食べ物や水は自分で持って行った方が良いと思います。

 

また、「ちょっと休憩してここでご飯を食べよう」と思えるような開けた場所は全くありません。

一か所、「七里村」を少し過ぎたところの道の真ん中に小さなテーブルとイス、屋根が設置してある場所がありましたが、常に誰か座って休憩しているので競争率がとても高いです。

歩きながらささっと食べれるような物を持って行った方が良いと思います。

 

【その他の情報】

「子午古道」は紀元前300年頃から使われていたという古道です。

この古道は渓谷や山のなかを通り西安の南から「汉中」、日本語だと「漢中」まで約420キロの道のりで続いています。

 

この道は楊貴妃へライチなどの献上品を運ぶために使われたり、劉邦が咸陽を落とす際にも通ったようです。

歴史的にも非常に重要な古道として認識されており、昔から多くの人々が利用してきました。

現在は道としてはもう使用されていませんが、個人がトレッキングを楽しむなどレジャーなどで人気の場所です。

 

入場料などはありません。


子午峪 子午古道 西安 金仙观 まなみヨガ
 

以前の記事子午古道トレッキング その2 (登山部活動 第5回)の続きです。

引き続き歩きながら名前の分からない鳥たちをたくさん見て、「金仙
」に到着しました!

このお寺は入場料10元で中を見学できます。

今回はスルーします。

 

現在時刻10時。

少し遅めの朝食を適当な岩の上に座って食べます。

ご飯を食べながら観察していると、どうやら車でここまで来て、お寺を観光して帰る中国人が多いです。

または、この先の舗装されていない道をちょっとだけ歩いてすぐに引き返してきて満足して帰る方も多いです。

舗装されていない道を好んで歩く中国人は少ないみたいですね。

舗装されていない方が断然風情があって楽しいのに~!

子午峪 子午古道 西安 金仙观2 まなみヨガ
 

朝食をささっと済ませたら、ここから舗装されていない道に突入です!
あれ?よく見ると、右側の看板に禁止烧烤と書いてあります。

「焼肉禁止」??

焼肉する人がいるんだ!

そういえば事前に下調べをしたときに、中国人がグループでワイワイバーベキューしてる写真があった...

ちなみに、その他には「柿を取っちゃダメ!」という看板も見かけました。

看板のない柿の木ではやっぱり中国人は柿を勝手に取ってましたね。

しかも、ご丁寧に柿取り用の柄の長いハサミ持参です。

えー!家からわざわざ持ってきてるの??
うーん、すごいな...

子午口 子午古道トレッキング まなみヨガ 西安1

とここで雨が降り出してしまいました~。

天気予報では今日は曇りで明日から雨の日が続くとあったのですが、仕方ないですね。

小雨なので、とりあえず様子を見ながら先に進んでいきます。

 

途中人の住んでいる家がポツポツありますが、どこも家畜がいます。

ヤギや羊を飼っている家、ニワトリやガチョウのいる家などなど。

しかも、1,2匹ではなく何十匹、何十羽と飼っています。

そして、放し飼いで飼っているので山の斜面やら道の真ん中やらに普通にニワトリやヤギがいます。

この動物たちも、お互い仲がよさそうで癒されます~。

でも雨だったこともあったのか、動物たちの写真を撮り忘れました~。

 
子午口 子午古道トレッキング まなみヨガ 西安2

しばらくこんなかんじの雰囲気のある山の中を歩いていると、曲がったところで突然大きなヤギさんと出くわしました!

私もびっくりしたけど、ヤギさんも相当びっくりした様子!

道を譲ろうとするのですが、警戒してなかなか先へ行こうとしてくれません。

子午口 子午古道トレッキング まなみヨガ 西安3

ヤギ使いのおじちゃんが呼んでもビクビク...

仕方がないので、少し道を戻って比較的道幅に余裕のある場所に行くと、また後ろから別の人が!

そしてヤギまたビビる笑。

なんとかすれ違いできましたが、ヤギ使いのおじちゃん以外の知らない人間に臆病なこのヤギがかわいかったです。

 
子午峪 子午古道 まなみヨガ 西安

どんどんと奥へ進んでいきますが、一向に雨が止まないので今回はここで引き返すことにします。

この先は道がちょっと険しくなり、荒れている部分もあるという事前情報がありますので、雨で滑ったりしたら大変ですからね。

11:15

小雨の降る中、来た道を引き返します~。

 

途中でまたヤマドリの群れに遭遇しました!

ラッキー!!

4、5羽ほどで群れています。

ヤマドリやキジは雨の日によく出てくるので、今日は雨でよかったかもしれませんね!

 

ところで、この道は休憩してちょっと一息つける場所がないんですよね~。

ということで、「金仙」まで戻ってきたときにお寺の表にある飲食店でお昼を食べることに。
写真の左側に写っている飲食店で休憩しました。

子午峪 子午古道 西安 金仙观3 まなみヨガ

メニューはちょっと割高ですが、このロケーションならしょうがないでしょう。

場所を考慮すれば妥当な値段だと思います。

 

他の中国人たちも、軽く何か注文して自分たちで持ってきた食べ物を食べているので、我が家も遠慮なく持ってきたお弁当を食べます。

この「子午古道」は、以前に行った「翠」と違って、食べ物や飲み物を提供しているお店はほぼありません。

他の中国人もその情報を知っているようで、みんな自分で食べ物や飲み物を持ってきています。

「翠」は観光の山でしたが、ここは雰囲気が全く違い、普通にトレッキングを楽しんでいる中国人の方が少数ですがいます。

 

席が空いていなかったので、見知らぬおじちゃんと相席に。

中国では相席はよくあります。

 

私たちがお弁当を食べ始めると、おじちゃんも自分の持ってきたおかずを披露して、「食べて!」とススメてきます。

おじちゃん、自分で作ったようです。

なので、私たちのおかずもおじちゃんとシェアして一緒に食べます。

中国ではよくあることです。

 

そして、おもむろにおじちゃんがペットボトルの中に入った透明な液体を取り出し、これも一緒に飲もうと言います。

ま、まさか...

そして、予想通りグラスも出してきます。

うぎゃ~、白酒(バイジュウ)です。

ちょうど写真に写っていました。

左側にあるペットボトルのなかに白酒が入っています。
子午峪 子午古道 西安 金仙观4 まなみヨガ

 

旦那さんはお酒を飲めない(飲むと頭が痛くなって吐き気がします)し、わたしは白酒はおいしくなくてあまり好きではありません。

しかし、中国ではお酒を断るのは大変失礼です。

なので、私が頑張って旦那さんに被害が及ばないように飲みます。

 

山に白酒持ってくるって…。

標高の高い場所で飲むと酔いが回りやすいですし、この先帰らないといけないのであまり気が進みませんでしたが...

こうなると全部飲むまで返してもらえないので、腹をくくって飲みます。

 

お昼を食べている間に雨が本降りになってきました。

お酒も飲み干したのですが、雨もやみそうにないし、おじちゃんはテンションが上がって洋服を脱ぎ始めて体自慢を始めるし...

このまま雨宿りしていても雨は止みそうにないので、酔っ払いのまま急いで下山することに。

 

この「子午古道」はとてもいいところだったので、またリベンジしに来たいと思います~。

 

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