ナチュラル生活1年生

7年の海外生活を経て、日本に戻ってきました。 今までのヨガ、中医の生活に加えて、体にも自然にも優しいナチュラルライフを少しずつ日本で取り入れていきたいと日々勉強しています。

2016年07月

ラクダのポーズ まなみヨガ 西安

しばらく山のネタが続いたので、ヨガのネタに戻ります~。

 

「どうしてアジアの人は身体が柔らかいのか?」

ヨガをやっていると、よく欧米系の先生や生徒さんから聞かれます。

彼らにとっては私たちの柔軟性が本当にうらやましいようで、「なんで?どうして??」と必ずと言っていいほど聞かれます。

特に、ハートオープニングの後屈系や、パドマアーサナなど、「どうやってるの??」「どうしてできるの??」としつこい程聞かれます。

 

確かに、中国人、韓国人、日本人の方は別の国、特に欧米の方たちと比べて身体の柔軟性がある方がとても多いです。

ちなみにフィリピン人は硬い方が多く、その他のアジアの国に関しては十分な人数を観察していないので何とも言えません。

 

私もどうしてなのか気になり、色々な国の人の生活習慣を見たり、実際にその国で生活してみて私なりに考察した結果、以下の予想を立てました。

もちろん、以下の予想が柔軟性がある直接の理由ではありませんよ!

人によって別の理由があったり、様々な原因が関係していると思います。

 

 

日本人

お風呂に入る習慣がある。

 

中国人

冷たいものを飲まない、食べない。

朝もしくは夕方に運動する習慣がある。

 

韓国人

唐辛子で身体を温めている。

 

 

日本人で体の硬い方にお風呂について聞いてみると、シャワーで済ますという方が多いように思います。

もちろん、身体が硬い原因はお風呂だけではありませんが。

冷房の効いている部屋で一日中仕事をしているだとか、身体をあまり動かさないとか、食べる物なども関係してきます。

冷たいものをよく飲んだり、甘いお菓子が好きでよく食べたり、お酒、パスタやパンが好きな人、つまり「陰」の属性が強い食べ物が好きな人は硬い人が多いですね。

 

基本は、身体を冷やさない、筋肉をリラックスさせてあげる時間を作ることでしょうか。

筋肉の性質として、温めると柔軟性が増します。冷やしたり、緊張すると縮んで硬くなります。

 

身体の柔軟性を向上させたければ、ヨガ以外でも日常生活で色々とできることはありますよ!

 

翠华山 登山道 まなみヨガ西安

人の気配のない道をぐんぐん下りていきます。

嫌な予感はしていましたが、延々とセメントで固めてある階段です...

階段だと歩幅が決まってしまうので、あまり好きではありません。

自分のペースで歩きたい~。

 

登ってきたルートとはうってかわって誰もおらず、静かです。

見晴らしはよく、気持ちいいです!

途中、こんな感じの道があったり、

 
翠华山 岩の間の登山道 まなみヨガ西安


こんな岩があったりします。

翠华山 登山道にある変な岩 まなみヨガ西安

 

分岐の道もなく、ひたすら階段での一本道。

なんだか嫌な予感がしてきました...

 

しばらく下りるとやっと人とすれ違いました!

かなりバテている様子。

やっぱり嫌な予感

 

そして、休憩も混ぜながら根気よく下りていくと、登山口が目視できるところまでおりてきてしましました!

翠华山 碧山湖 まなみヨガ西安


えー!まだ一番の見どころの山崩れ部分をちゃんと見ていないのに...

下に見えるのは「碧山湖」で、「天池」ではありません。

写真では見えませんが、この「碧山湖」を更に少し下ったところに登山口があります。

 

しかし、いままでの道の感じからしてこのルートはどうやら一本道で分岐はないようです。

登山口から別ルートでまた山の中腹まで登る気力はありません。

 

仕方がないので延々と続く階段を下りて登山口まで戻ってきてしまいました!

頂上に登ってからゆっくり回ろうと思っていた中腹にある「山崩石海」は非常に残念ですが諦めました。

 

一番熱い時間帯になっていましたので、近くの川で足をつけながら涼みます。

中国人、自由ですね笑。

翠华山 川辺で涼む まなみヨガ西安

 

登山口を出ると、あ、あれ??

こんなところに地図があったのかー!!!

 
翠华山 登山道 地図 まなみヨガ西安


もう後の祭りですね。

本日の登山は終了しました。

 

予定より早いですが、午後三時半過ぎのバスに乗り込み帰宅します~。

 

 

感想

ネットや友人の前評判がよかったのですが、個人的には翠はいまいちでした。

確かに見どころはたくさんあると思います。

しかし、山を純粋に楽しみたい私にとっては整備されすぎていて残念です。

火山岩の山なので、場所によっては滑って危険なのかもしれませんが、階段ばかりで歩く楽しみが極端に減ってしまいました。

山歩きでなく、山にみんなでワイワイと遊びに行くのにはいいと思います。

単独登山者は2人しか見かけませんでした。

ほとんどは4人以上の団体の中国人で、外国人を見たのは最後に下山した登山口付近で中東の方が4人のみです。

また、標高などの標識が全くないので、今度は日本から標高やGPS付きの時計などを持ってこようかなぁと思いました。

 

ルートについて

中国人の友達が言うには、10年前は登山道はセメントで固められておらず、土や岩がむき出しになっていたとのこと。

現在は全てセメントで固められ、階段が非常に多いです。

 

下山後に今までで一番正確な地図を見つけました...

大きく分けてルートは3つあります。

  十八

  西科考道

  登山探

 

十八と西科考道は中腹までのルートです。

十八は今回使用しませんでしたが、おそらく西科考道のほうがなだらかで登りやすいと思います。

十八は全く人の気配がないように見えました。

 

登山探は登山口近くからダイレクトに山頂へ続いています。

ダイレクトに山頂に行く翠登山探は静かでいいのですが、見どころもあまりなく、何よりも階段ばかりでかなり急斜なので、個人的にはおススメしません。

おそらく人気がないのでしょう、私たちが下山した際も、後方からは誰も下りてきませんでした。

登りは3組ほど見かけましたが、みなさんもうバテバテでした。

十八ルートはポイントポイントで水を売っていますが、翠登山探は山頂付近で唯一一か所だけ水の販売をしているおじさんを見ただけです。

登山口はだいたい標高900mくらいでしょうか?山頂は1414mなので500mの標高差をずっと階段というのはとても疲れます。

 

次は道が固められていない山に行こうと思います!

翠华山 中腹の岩道 まなみヨガ西安

暑くなる前に頂上に行ってしまおう!ということで、天池から頂上へ向かいます。

道の途中は翠の見どころである、山頂から落ちてきた大きな岩の塊だらけです。

岩の間をくぐったり、巻きながら山頂に続く道を探します。

 

やっと山頂を指し示す案内表示を見つけました!

しかし、その先には下から見上げても明らかにわかるような、ながーい真っ直ぐな階段が...

気合を入れて登ります。

 
翠华山山頂への道 まなみヨガ西安


登っても登っても延々と続く階段ばかり。

一体いつになったら頂上に着くのでしょうか?

さすがに階段ばかりで疲れます。

ふと後ろを見ると、先ほどいた湖や、歩いてきた落石が一望できます。

おー!いい眺めですね!

翠华山登山 天地眺め まなみヨガ西安

 

階段ばかりでなかなか山頂に到着せず、あとどれくらいという標識もないので、適当なところでお昼ご飯を食べることにしました。

午前11時。

お弁当タイムです!

 

ちなみに、この日お弁当を持ってきたのは間違いなく私たちだけでしょう。

食事ができる場所はルートの途中でたくさんありましたし、そもそも中国の人たちは山にお弁当を持ってくるという概念がないようです。

というか、お弁当って中国にないんですよね、そういえば。

みんなルート上にあるどこかのお店で食べていましたし、私たちのお弁当を不思議そうにガン見していました笑。

落ち着いて食べれない...

 

お弁当を食べて、凍らせて持ってきたアイスコーヒーで一服したら頂上に向けて再出発です!

長い階段だけの登りに耐え切れず、滑り台を使って脱落する中国人もたくさんいます。

 

私たちが使用した山頂までの登りのルートには、エスケープルートとして滑り台がありました!

有料です。

写真撮り忘れました!

 
翠华山 頂上付近の核心部 まなみヨガ西安


根気よく登り続けて1時間、やっと山頂が見えました!

の山頂は2か所あります。

西と東です。

どちらもとても近いです。

 
翠华山山頂 まなみヨガ西安

山頂到着は午後1時半。

温度は31度。

休憩をたっぷり取りながら階段に苦しめられたので、思ったより時間がかかってしまいました。

 
翠华山山頂への道 まなみヨガ西安

こんな感じの道をはるばる登ってきました!

 


ところで山頂の標識がありません。

標高いくつという標識もありません。

まぁ間違いなくここは山頂なのでとりあえず記念写真を撮ります。

 

さて、下山ですが、来た道を戻るのはつまらないのでどこかに道はないかなぁと探してみると、ありました!

全然地図や標識がないので、毎回当てずっぽうです。

しかし人気が全くない...

今来た道は中国人で渋滞していたのに、見つけた道はひっそりとしています。

山頂近くでお土産を売っていたおばちゃんに、この道は下へ繋がっているのか確認すると、「下りれるよ。」とのこと。

では行ってみましょう!

翠华山登山 天地眺め まなみヨガ西安

201674()

天気晴れ。

早朝6:30出発のバスに乗り込み翠华山へ。

早朝の気温は24度。

いつもに比べて少し涼しいです。

 

翠华山へ行くには、最終的に905路線のバスをどなたも使うことになると思います。

ネットで調べると翠华山へ行くには905の終点で降りればいいとのこと。

冬は終点まで行かないようですが、今はピークシーズンなので終点までバスが出ています。

簡単ですね~。

 

しかし、簡単なはずなのに簡単にいかないのが中国です。

終点に着く前に乗務員に急かされ、みんなワサワサとバスを降り始めます。

「まだ終点じゃないよ?」と聞くと、「このバスはここまでよ。前にあるバスに乗り換えて。すぐに翠华山に着くから!」と言われます。

見ると同じ905番のバスがすぐ前に停まっています。

同じ番号のバスなのになぜ乗り換えるのか全く理解できませんが、もうこれ以上言っても無駄なのでおとなしく乗り換えます。

 

満員のバスはすぐに出発し、山道をぐんぐん上がっていきます。

ぎゅうぎゅう詰めのバスの中で切符売りのお姉さんが、「一人一元よ。」と言ってきたので、「もう私たちは既に翠华山までのお金を払ったよ。」と言って先ほど乗っていた同じバスの乗車券を見せます。

しかし、「このバスはまた別料金よ。」と言います。

よくシステムがわかりませんでしたが、他の中国人たちも一人一元払っていたので私たちも同じように支払います。

 

先ほどのバスでも乗り換えについてのアナウンスは何もありません。

乗り換えて別料金を取るのであれば、バスの番号を変えて区別したほうがよいのでは...

まぁ中国ではよくあることです。

 

無事に終点のバス停まで到着し、登山口まで歩きます。

毎回思うのですが、どうして中国の登山口ってこうなんでしょうか?

翠华山登山 まなみよが 西安

どやー!的な大きな門で派手に威圧してきます。

ネットで調べた他の登山口もこんな感じです。

うーん、自然と全く相いれない人工的な登山口です。

 

ちなみに中国の登山では入山料を取られる山がほとんどです。

私は中国での学生証を持っていたので、割引金額でチケットを買うことができました。

 

さて、登山開始です。

朝の8:30。気温26度。

標高いくつかという表示も全くないので、現在の標高は全くわかりませんがとりあえず登り始めます。

登り始める前から気になっていたのですが、人民たちの服装がありえません。

みんなカジュアルすぎます。そしてサンダルやヒールを履いている人もとても多いです。

手には何も持っていない、もしくは水のボトル1つだけという人も多いです。

大丈夫かしら?

 

しばらく登ると小さな集落があり、なんと給水ポイントを発見しました!

中国の山にもあるんだ~!
翠华山 給水ポイント まなみヨガ

しかし、この水は安全なのでしょうか??

中国人たちは空のペットボトルに水を補給しています。

うーん、今度携帯浄水器を日本から持って来たら給水してみよう。

しかし、後にも先にも私たちのルート上にあった給水ポイントはここだけでした。

 

ちなみに登山ルートのいたるところで水は売っているので、給水ポイントがなくてもこの山は大丈夫です。

翠华山登山風景 まなみヨガ 西安

ちょくちょく休憩を入れながら一時間半ほど登ると、「天池」という大きな湖に出ました。

実はここまでは車道があるので、楽に来ることができます。

登山口からバスも出ています。

湖の周りにはたくさんの人たちが車をつけて涼んでいます。

おそらくカジュアルな人たちは山登りではなく、この湖で遊ぶために来ているのでしょう。

天池 まなみヨガ 西安
 

湖の周りは人だらけでくつろげる雰囲気でもなかったので、先に進むことにしました。

 

次に続きます。

 

翠华山登山 まなみよが 西安


学校が終わって時間ができたので、急に登山熱が湧き上がってきました。

実は西安のすぐ南には秦岭山脈というとても広範囲にわたったすばらしい山脈があり、西安に住んでいる人は夏に涼みによく出かけているのです。

「西安は海がないから、楽しみは山だけよ。」と、知り合いの中国人の方が言ってました。

 

日本に住んでいたころはちょくちょく登山に行っていたのですが、フィリピンでは登る山もなく全く登山から遠ざかっていました。

西安にはこんなに山がたくさんあるのだから、登らないと損だ!

しかも、秦岭山脈は三国志に出てくる山道がたくさんあるのです!

ということで、勝手に主人を巻き込んで登山部を発足し、早速登る山の目星をつけます。

 

本当は崋山に登ろうかと思ったのですが、観光客がいっぱいだということと、一緒に登る山登りの経験が全くない主人のことを考え、崋山は無理だろうと判断し、別の山に登ることにしました。

ちなみに、崋山はロープウェイを使えば楽ちんに登れますが、私としてはロープウェイは使わない登山を考えていました。

 

西安の山はどれも標高が高いものばかりで、なかなか初心者向けの低山がありません。

その中から「翠(cui hua shan)」に目を付けました。

この山は西安の人にはメジャーな山ですが、外からくる人にはあまり知られていないようで崋山に比べると観光客はぐっと減るとのこと。

みんな崋山に行ってしまうんですね。

 

調べてみると、3000年前の大地震によってできた岩が崩れた奇怪な形のコースをめぐる山道があったり、タオイズムの発祥の地(本当かな?)と言われているようです。

お友達の西安の人に聞くと「とても景色がよいから絶対に行くべきだ!」と、みんな口をそろえていうので、この山に登ることにしました!

標高が1400m程度というのも西安の山のなかでは低いほうで比較的登りやすそうです。

西安市内からも一番近い山なので、交通機関を使って迷わず行けそうです。

 

計画した時点で出発まで約2週間あったので、普段やっているヨガに登山用のプログラムを組み込み、ウォーキングを取り入れながらトレーニングを開始しました。

 

ちなみに、以下今回新しく準備したものです。

 

装備

登山の装備は全て日本に置いてきてしまったので、今回は最低限のものだけ買いました。

西安のスポーツ用品店で登山に必要な一通りの物は揃います。

ザック30L(200)、インナー(29)、帽子(79)を購入。

山初心者の主人は加えて登山靴を買いました。

あとは家にあるもので代用したりして装備を整えました。

 

日本の山には給水ポイントがありますが、中国の山はどうなのでしょうか?

今回、中国の山に初めて登るので情報と経験値がまだあまりありません。

たぶんないだろうという想定で水を少し多めに持っていく予定です。

ネットや本屋を色々探しても山道や標高差、給水ポイントや休憩所などの基本情報は基本的にありません...

というか、休憩ポイントや給水所はない山がほとんどなのかも。

あったとしても安全に飲める水かはわかりません笑。

今度日本に帰ったら携帯用浄水器を持ってこようかな。

 

結局登山口の標高と山頂の標高は調べてもわかりませんでした。

地図もほとんどなく、あったとしてもすごーくアバウトなものばかり。

まぁ中国ですから。

とりあえず登りに行きましょう!

 

次に続きます!

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