ところで、私の大学のクラスメイトの何人かは真っ直ぐ教壇の方を向いて字がかけません。
いつも身体をひねってノートも教壇に対して斜めの状態です。
クラスメイト17人中の3人がそういった癖を持っています。
こういう人たちは真っ直ぐに立ったとき身体が既に捻じれているので、字を書く時には身体を捻じって書かないと真っ直ぐに字が書けないことが多いようです。
ロシア人の女の子のクラスメイトが特に身体が捻じれているのですが、
「もう限界!休みを取らないと頭がおかしくなりそう!これ以上中国にいられない!」と、
学校を休んでこの間までしばらく旅行に行っておりました。
帰ってきたと思ったら、かなり体のバランスが改善されていました。
字を書く時も、黒板に向かって15度ほどしかズレていません。
前は40度くらいズレていたのに!
彼女は予定をたくさん詰め込み過ぎるタイプで、毎日忙しそうにしていました。
時間に追われて勉強もろくにできず、中国の環境にもなじめなくてカリカリしていました。
ところが今は顔の表情も柔らかくなり、以前より明らかに勉強に集中できています。
身体のバランスが整ったことで、精神的にも落ち着きを取り戻し、何をやるべきかしっかりと考えることが前よりもできるようになっているようです。
ストレスや疲れが溜まってくると、身体のバランスが崩れますが、バランスが崩れることによって思考や体調に影響が出ます。
彼女は旅行に出かけることで体力も回復し、リラックスすることで身体が緩み、自動的に骨格や筋肉のバランスが調整されたのでしょう。
彼女は全くそのことに気づいてないようですが、何はともあれ良い方向に改善されてよかったです。
中国語の勉強以外にも、他の国から来た学生の骨のつき方や身体の癖、行動パターンなど、大学生活はとても面白く、勉強になることばかりです!