ヨガをやって坐骨神経痛が治った!っていう人と同じくらい、ヨガをやって坐骨神経痛になる人っているんじゃないかと思います。


ちなみに坐骨神経痛とは、お尻から足先にかけての神経の痺れや痛みの症状が発生することです。

なったことのある人はわかると思いますが、神経痛は辛いですよね...。

特に、今は冬なので、冬の時期は寒さと冷えで症状が余計にひどくなる傾向があります。


私の周りの人に話を聞くと、ヨガで坐骨神経痛になってしまったという人はちょくちょくいます。

インストラクターをやっている方でも、過去に坐骨神経痛を経験している方は多いです。

特にアシュタンギー!


そして私も過去にかる~く坐骨神経痛やりました。

実は以前アシュタンギーだった頃、ちょっとストイックに頑張りすぎていた期間がありました...。

イスに座り続けていると、30分くらいしてお尻が痛くなってくるのです。

冷房の効いているカフェなどは10分くらいしかもちませんでした。

でも、ごくごく軽い症状で自分ですぐに気がついたのでマッサージとお尻のストレッチで改善できましたよ。


ヨガをやっている人がなる坐骨神経痛は、「梨状筋症候群」タイプの坐骨神経痛ですね。

こういう方たちは、大抵「頑張り屋さん」です。

知らないうちにお尻の筋肉に力を入れて踏ん張ってしまっているようです。


力を抜いてリラックスすることも忘れずに!

力を入れてばかりで踏ん張りすぎていては、筋肉はカチコチに凝り固まってしまいますよ~。


特に坐骨神経痛の場合、梨状筋のこわばりがよくフォーカスされますが、梨状筋は他の筋肉と協力して動く筋肉なので、梨状筋だけでなくお尻の筋肉全体が凝っているケースが多いです。

梨状筋の下にたまたま大きな神経が通っているだけで、梨状筋をそんなに悪者にしないであげてくださいね。

上から梨状筋を凝り固まった大殿筋や中殿筋が押しつぶしていることもあるんですよ。


頑張るのは大切だけど、筋肉がカチコチになっている状態では身体がかわいそうです。

また、ヨガで一番大切なことは「身体のバランス」です。

力を入れすぎるのもよくないし、抜きすぎるのもよくない。

難しいですね。


力を入れすぎてしまった場合は、同じくらいその筋肉から力を抜くことが必要とされます。

でも、力を抜くのって意外と難しいんです。

うまく力が抜けないときは、身体へのご褒美としてマッサージにでも行ってみましょう!