アユールヴェーダにドーシャという考え方があります。人の性格を3つの要素に分けた性格・体質診断のようなものです。
昨晩、Mさん家族に送別会を開いていただいたときにドーシャの話で盛り上がりましたので、特にピッタの気持ちについて書いてみたいと思います。
私のドーシャはピッタの要素がとても強く、カパとヴァータはほんの少しです。
ピッタは朝起きるととたんにとてもお腹がすきます。下手をするとお腹がすきすぎて起きてしまうほどです。
なので、朝からカレーや揚げ物は大歓迎です!朝からご飯2杯にもりもりのおかずは基本です。朝しっかりと食べないと、一日動けません。燃料切れの状態で本当に力がでないのです。私も自分でよく感じるのですが、体の中で燃やすものがないから力がでない、お腹が空っぽ…なのです。車のガソリンと同じです。どちらかというとハイオクです。
朝だけでなく、基本的に毎食かなりの量を食べます。そうしないと、体の中でどんどん燃えてなくなってしまうので足りないのです。常に体の中が燃えているので、どんどん薪をくべていく感じです。燃やす燃料がなくなると急に動けなくなります。本当に突然動けなくなるのです!
車のガソリンがなくなると止まってしまい、全く動かなくなるのと一緒です。というか、動きたくても動けないのです。燃えるエネルギーがないので力が出ず、自分でもどうしようもありません。
日本人は大半がカパとヴァータのようです。ピッタの性質が強い人はとても少ないです。
たまに大食いのテレビ番組などをやっていますが、大食いの方たちはおそらくピッタの性質が強いのでしょう。一時期日本で朝カレーが流行りましたが、朝カレーができる方はピッタの要素を持っているはずです。逆にカパとヴァータは朝カレーは無理でしょう。カパとヴァータは朝からそんなに食べるなんて不可能と言います。朝からそれだけ食べてしまったら、一日中体が重くてしかたがないと。
ピッタからするとびっくりですが、そういうものだそうです。
ということで、家族の中にピッタがいらっしゃる方、もしくは彼氏彼女がピッタの方、とてもたくさん食べますが、しょうがないのです!生きていくためのエネルギー源がないと、ピッタはとっても辛いのです。
お互いの性質を理解し、尊重しあえたらなぁと思います。